伊予郡 松前町 観光スポット

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松前城跡   五輪の塔   後藤又兵衛の墓
ひょこたん池公園   福徳泉公園   有明公園





             松前城跡
        昭和44年3月 町史跡指定

 この城のはじめは定かではないが、1336年合田弥四郎貞遠の居城となったが、1595年加藤嘉明が6万石で松前城に封ぜられた。その後、慶長の役の功により10万石、更に関ヶ原の戦の功により20万石に加増された。しかし、この地は戦略上不利な点が多く、1603年松山城を築いて移った。大正14年、破壊されていく城跡を憂い「松前城跡」という碑を建て、松前城の歴史を略記した。

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                 五輪の塔
         昭和44年3月 有形文化財町指定

 伊予神社本堂の西北隅に、「いらずの森」とよばれる林の中に、地水火風空夫々に異石であるが、三基の五輪の塔がある。鎌倉時代後期のものと推定される地方色豊かなもので、粗豪な彫りではあるが力強さがある。この五輪の塔のある場所から、明治30年に、経筒6個・壷2個・刀子・布目瓦・土器・和鏡など経塚遺品が出土している。

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               後藤又兵衛の墓

 筒井の大智院の門をくぐると、左手に二基の五輪の塔がある。一基は後藤又兵衛基次、もう一基はその妻の墓といわれる。当時の日記によると又兵衛は、元和元年、豊臣氏が滅んだ後、落武者となり旧友の松山城主、加藤嘉明を頼って、伊予の国にやってきた。当時、徳川家では、又兵衛の捜索が厳しく、そのため名を弟の市郎右衛門と偽り難をのがれ、寛永11年死に至るまで松前、筒井に住んだ。又兵衛は在世中、農業奨励、荒地の開墾など、地方農業に貢献し、後藤新田、後藤の堰など事跡が多く残っている。

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         ひょこたん池公園

 重信川の堤防下を伏流した水が浸出して池を形成したものであり、水生植物を積極的に取入れた公園とするとともに、地域住民の憩いの場となるよう整備しています。また、家族づれで楽しめるようにコンビネーション遊具やスプリング遊具等も設置しています。

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             福徳泉公園

 北伊予地区の中心部に位置している為、将来の人口増や町民のレクリエーション需要にも対応できる東部地区の核を形成する公園です。泉や川への理解と啓豪を深めるために、治水・利水・親水の働きを、遊びを通じて体験できる学習施設型の公園としています。

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             有明公園

 大間地区の集落を貫流する国近川沿い一帯で、川岸には家ごとの洗い場(「くみじ」という)が作られ、かつてはそこで顔や野菜などを洗っていました。盆にはこの地区独特の伝統火祭り行事として、川に浮かべた麦わらに火をつけ祖霊を迎える迎え火、また送り火が行なわれています。このように、川が地区の人々の生活に密着した場となっており、国近川の残された自然環境を高めつつ、地区住民や泉のエリアを散策する人たちの休憩、語らいの場となっています。

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