愛媛県総合科学博物館 近年のめざましい科学技術の進歩によって、私達の生活文化は飛躍的に向上し、社会経済も大きく発展してきました。 愛媛県総合科学博物館は、そのような自然や科学技術に対する理解を楽しみながら深めていただくとともに、併せて東予地域の皆様に生涯学習の情報や機会を提供する施設として建設したものです。 特に館内には、「自然」「科学技術館」「産業館」の3つの常設展示室を設置して、実物標本や可動模型を展示し、愛媛の自然や産業、科学技術などをわかりやすく紹介するとともに、直径が30mあることからギネスブックに登録された世界最大のプラネタリウムも備えています。 ■開館時間 : 9:00 〜 17:00 ■休館日 : 月曜日(一部変更有) 年末年始 ■入館料 : 大人 500円 小・中学生 無料 プラネタリウム 大人 500円 小・中学生 250円 ●場所 ・・・ マップ もっと詳しく知りたい ・・・ http://www.i-kahaku.jp/ お問合せ先 / 所 : 新居浜市大生院2133−2 tel (0897)40−4100 |
住友化学歴史資料館 大正2年、別子銅山の銅製錬での直営肥料事業を発祥とする、住友化学の現在に至るまでの歴史的資料を一堂に集めたものです。創業当時の貴重な技術資料から未来を示唆するテクノロジー関連の資料まで、社会の流れや住友化学の関係するゆかりの品とともにわかりやすく展示されています。尚、資料館建物は旧住友銀行新居浜支店の建物を一部改修して利用したものです。 ■開館時間 : AM9:00 〜 PM16:00 ■休館日 : 土・日・祝日 ●場所 ・・・ マップ お問合せ先 / 所 : 新居浜市惣開町5番1号 tel (0897)37-1711 |
別子銅山記念館 先人達が築いた、歴史と文化を未来に伝える 新居浜市発展の礎になり、日本経済発展に貢献した別子銅山の意義を永く後世に伝えるため、住友グループによって昭和50年(1975)に建設されました。建物は鉱山坑内をイメージさせる独特の半地下構造になっています。開抗以来の歴史、地質鉱床、生活風俗、技術に関する貴重な資料を展示、屋根には別子銅山が開抗された5月にちなみ、サツキが10,000本、周囲にも3,000本植えられ、市内随一のサツキの名所として親しまれています。 ◇別子銅山概要◇ 人跡末踏の銅山峰斜面で、元禄3年(1690)露頭が発見され、翌年住友により採掘が開始され、以後283年間にわたる長い間、営々と掘り続けられました。 海抜1,145mの地帯から斜めに長く帯状に貫入した鉱床は、非常に珍しく世界でも稀にみる大鉱床でした。元禄時代幕府の長崎貿易の代金支払いが銀から銅に代わり、銅が最大の輸出品になると、幕府は銅山開発に力を注ぎ始めました。別子銅山も開抗からわずか8年後の元禄11年に年間産銅量1,500トンに達し、別子の山中(旧別子)には12,000人もの鉱山関係者が住んだといわれています。 坑道の総延長約700km、採鉱場所が海面下約1,000mに達し、浸透水と地圧による坑道崩壊の危険性等により、昭和48年筏津坑の閉鎖を最後に栄光の歴史に幕を閉じました。 283年にわたる長い間、一企業(住友)によって採鉱された鉱山は、世界にも例がなく、市内のいたるところに近代化産業遺産として見ることができます。 ■開館時間 : AM9:00 〜 PM16:00 ■休館日 : 月曜日 祝日 年末年始 ■入館料 : 無料 ●場所 ・・・ マップ お問合せ先 / 所 : 新居浜市角野新田町3−13 tel (0897)41-2200 |
広瀬歴史記念館 幕末・明治の動乱期に、政府による接収や住友の経営難による売却から別子銅山をまもり、その開発の近代化を推進した広瀬宰平。彼はまた、わが国の産業の育成にも力を注ぎ国家の発展に貢献した。この記念館は、宰平の足跡を通して新居浜の生い立ちと日本の近代産業の歩みをたどる施設です。 ◇旧広瀬邸◇ 母屋は明治10年に、新座敷と庭園は明治22年に建築・造園され、母屋2階の望煙楼と名付けられた部屋からは新居浜市を一望することができます。邸宅は伝統的な日本建築様式を持ちながらも開国により西洋から輸入されたマントルピース、洋式便器、板ガラス、避雷針といった新しい文化が取り入れられており、そのふたつが見事に調和しています。そこに、西洋の進んだ技術により別子銅山を近代化した広瀬宰平の「遠大なる気性」と「進取の気性」の思いを垣間見ることができます。 ■開館時間 : AM9:30 〜 PM17:30 ■休館日 : 月曜日(祝日の場合は翌日休) 年末年始 ■入館料 : 大人 520円 小・中学生 無料 団体(20人以上) 大人 420円 ●場所 ・・・ マップ お問合せ先 / 所 : 新居浜市上原2丁目10番42号 tel (0897)40-6333 |
広瀬公園 新居浜発展の礎となった別子銅山。その別子銅山が幕末期から明治初年にかけて一台危機に直面、その難局を打開したのが、住友家総理代人(後の総理事)広瀬宰平です。公園内には、金子村から移築、増築された広瀬氏の豪壮な邸宅の他に、明治22年に造られた茶室や大池(亀池)を含む回遊式庭園(昭和43年に県の名勝指定)があり、市民の憩いの場となっています。 ● 場所 ・・・ マップ |
マイントピア別子 端出場 日本三大銅山のひとつである別子銅山の歴史は、遠く元禄4年(1691)銅山峰南斜面における住友家の開掘より始まります。 世界でも稀にみる大鉱床は、海技1,300mの山岳部から地中深く貫入する鉱床であり、総出鉱量は、3,000万トン、産銅量は65万トンにも及び、主要坑道の道長は700kmにも達するほどです。江戸時代には、長崎での海外貿易の決済用に供給され、幕府の財政を支える一方で、明治以降は、今日の住友諸事情の礎となり、地元工業部都市新居浜の発展はもとより日本近代工業化の発展にも大きく貢献してきました。 しかし、昭和48年(1973)には、海面下1,000mの深部に至り、著しい地圧の増大と地熱の上昇により江戸・明治・大正・昭和の4時代には、283年の長きにわたる歴史を閉じ、遂に閉山に至りました。緑深く、静かな旧別子山中の巨大な産業遺蹟の中で鉱山の歴史と壮大なロマンへ・・・! 園 内 情 報 ●鉱山鉄道 明治26年に開通した蒸気機関車「別子1号」を一回り小さくして復元。観光坑道までの約400mの距離を時速10kmのスピードでのんびりと走っていきます。道中には開通当時のままのトンネル・鉄橋・豊かな自然の景観等、飽きることはありません。機関車を降りるとそこは、遊学空間、観光坑道の入口です。 ●観光坑道 坑道内を歩いて見学。リズミカルに変化する光のファンタジーが観光坑道との出会いです。この感動を残し、さらに洞窟を進んでいくと、突然300年の昔にタイムスリップ。まずは江戸の鉱山ゾーン。過酷な採鉱シーンが人形模型を使って再現されています。そしてシアター形式の近代鉱山ゾーン。SFタッチで宇宙鉱山を想像した未来ゾーン。別子銅山産出の鉱石等の鉱石展示コーナー。かつての鉱夫に思いを馳せる体験コーナーへと続きます。それぞれのゾーンではスピーカーシステムにより詳しく解説いたします。 ●砂金採り 一獲千金の夢、ゴールドラッシュの体験です。アメリカ製のパン(お皿)で、黄金色に輝く純度100%の金を探ってください。指導員がいますので、どなたでも必ず採れます。また、大粒の銀も採れます。最高の体験記念として、採った金は記念カードにも加工できます。 ●旧水力発電所 別子銅山へ電気を供給するために明治45年に建築されました。愛媛県を代表する西洋建築物です。 ●炭焼き体験教室 別子銅山における銅の製錬で炭を使っていたことにちなんで作った「炭宿窯」を使った炭焼き教室がボランティアグループ「マイントピアを楽しく育てる会」によって年2回程度開かれています。 ●端出場 昭和5年(1930)、別子銅山の採鉱本部が東平から、この端出場に移されたことにより重要な位置を占めるようになりました。 端出場の坑口より約5kmの水平坑道によって、筏津坑の下方に通じており、採鉱された鉱石は、各斜坑・立坑により、この坑道に直接搬出され、端出場を経由して星越へと運ばれました。現在も第四通銅は、マイントピア別子で当時の姿をとどめています。 第四通銅 明治43年に開削着手し大正4年に貫通。総延長4,373m、閉山まで使われた別子銅山の大動脈です。 ●端出場温泉保養センター 《 ヘルシーランド別子 》 延長面積5,000u、赤レンガ造りで銅板屋根葺の明治調の荘厳な建物です。1階には、別子銅山ならではの銅製品、世界の鉱石をはじめ山海の味、新居浜銘産などのお土産コーナーがあります。2階には、レストランと和風大宴会場があり、眼前には美しい渓谷美が望めます。また4階には、旅の疲れを癒やす13種類のお風呂や露天風呂があり、家族で楽しむことができます。 なんといっても、旅に欠かせないのが温泉です。それもありきたりのお湯じゃなく、身体に効くお風呂。天然温泉浴槽やハーブバス、13種類もの入浴施設。湯めぐりの後は、寝ながら名画鑑賞ができるシアタールームや休憩室でおくつろぎいただけます。 施設利用のご案内 鉱山観光・観光坑道
砂金採り
銅細工
ヘルシーランド別子
一般 セットプラン
団体ご利用プラン 鉱山観光・砂金採りセット
●場所 ・・・ マップ お問合せ先 / 所 : 〒792−0846 新居浜市立川町707−3 tel (0897)43−1801 fax (0897)43-4020 もっと詳しく知りたい・・・ http://www.besshi.com |
マイントピア別子 東平 標高約750mの山中にある東平は、大正5年から昭和5年までの間、別子銅山の採鉱本部が、社宅・劇場・接待館が建てられるなど、昭和43年に休止するまで町として大変賑わいを見せていました。端出場(マイントピア別子)同様、「銅山史と自然の杜」をコンセプトに開発され、現在に残る別子銅山の産業遺跡を活用し、赤石山系などの周辺の大自然との調和の中で、新居浜独自の観光地として平成6年にオープンしました。 ●東平歴史資料館 東平の歴史を、ジオラマ、地形模型・写真・映像などにより紹介しているほか、銅に係わる製品や鉱石・赤石山系の自然も紹介しています。 ●マイン工房 銅板レリーフの銅工芸が楽しめる体験工房です。 工房は東平時代に保安本部や就業調所が置かれていてレンガ造りの遺跡を活用しています。 ■開館時間 : AM10:00〜PM17:00 ■休館日 : 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日休)/12月1日〜2月末日まで ■入場料 : 無料 お問い合わせ先 : 新居浜市立川町654−3 TEL(0897)36−1300 ●場所 ・・・ マップ |