直 島 女 文 楽 島へ行くなら直島女文楽を見ておいで・・・と、直島は昔からの芸どころで無形民俗文化財直島女文楽もその伝統を受け継いだ一つで、この優雅な技術の中に直島文化の誇りを見いだすことができる。 江戸時代、直島は天領地であった。そうした関係でこの直島だけは歌舞伎や人形浄瑠璃などの後援が許され盛んだった。城山には間口13間、奥行き8間の舞台があって、廻り舞台・セリ(舞台中央と両側)・ハヤシ(両側)・スッポン台などの付いた豪華な舞台だった。歌舞伎は、当時島の有志による一座であって、連日歌舞伎が上演されると中国・四国、遠くは関西方面からも観客が島を訪れ、港はその人達の船で何重にも埋められるほどであった。また、島の人達が見るのは3日目の一番最後だけであったと言い伝えられている程盛大だった。 その頃、淡路の人形芝居(文楽)もたびたび来演したので島の人達はいつしか歌舞伎や浄瑠璃人形つかいに深い関心を持つようになり、下津(かけ)、乾(なかや)、高田(きったいどん)、山名(ぎざえもん)の4家が家元となって人形を所持し文楽への関心を深めた。これが現在の女文楽の起こりになった。 その後明治6年、当時この直島の人達は文楽に益々関心を深め、阿波へ文楽の人形を買いに行き、帰途小豆島沖で船が難破、5人中2人が死亡するという不幸があり、それが原因で文楽熱はすたれていった。 明治・大正・昭和の三代にわたって文楽がとだえたのは大きなショックであった。しかし、昭和23年に青木ツタ、下津カツノ、三宅スマ、村尾クマさん達が人形芝居のけいこを始め昭和24年には直島町敬老会において初公演をおこなった。こうして女ばかりの一座が誕生した。その後、織田マサコ座長を中心として文楽活動も益々盛んになり異色の「直島女文楽」は脚光を浴び、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌で紹介され広く知られるようになった。 香川県無形文化財指定・同県有形人族文化財指定・同県無形民俗文化財指定 お問い合せ 直島町教育委員会 tel (0878)−92−2882 ※稽古をしている場所は以前掲載しておりましたマップ上で指定していた、町役場南側の東部公民 館なのですが、毎日必ずしている訳ではありませんので、行けば必ず観られる訳では御座いま せん。訪問の際には⇒直島町教育委員会へお問い合わせ下さい。 |
ふるさと海の家「つつじ荘」 ふるさと創生事業の一環として建てられた。直島の歴史・伝統を活かし、「心の触れ合い」を大切に、あたたかさのある施設です。夏は海水浴場で楽しめ、四季折々にさわやかな潮風が優しくつつんでくれます。 ●場所 ・・・ マップ お問い合せ ふるさと海の家「つつじ荘」 tel (087)892−2838 |
直島つり公園 直島町は、本州(玉野市)と四国(高松市)を結ぶ航路の沿上の海上に位置し、崇徳上皇由来の地として歴史も古く、海岸線の曲折と白砂青松が構成する箱庭式風景に象徴される自然優美な島です。その恵まれた自然環境を生かし、水産業の振興、趣味と実益を兼ね、自然との健全なふれあいのなかから豊かな人間づくりの場として、漁協をはじめ関係者各位のご協力のもとに、「直島つり公園」は完成しました。 釣りのファンの方はもちろんのこと、ひろくファミリーにも手軽に楽しんでいただくよう設備を整えて、皆さんのご来園をお待ちしております。 ◇ イベントのごあんない ◇ ・1月 2月・・・新春メバルつり大会 ・8月 ・・・・・・ファミリーチャレンジつり大会 ・10月・・・・・チヌつり大会 ◇ つり公園でよく釣れる魚 チヌ・メバル・アイナメ・ベラ・タイ・ヒラメ・カレイ・アナゴ・ハネ ボラ・シロギス・サヨリ等 ◆開園時間 : 4月〜10月 AM7:00 〜 PM6:00 11月〜3月 AM7:00 〜 PM5:00 毎週水・金・土に限り、閉園時間から翌朝の開園時間まで夜釣りの営業を致します。 ◆休園日 : 火曜日(祝祭日の場合翌日休) 年末年始 12月16日〜1月14日休 ◆釣堀利用料 : 大人 200円(16歳以上) 小人 100円(6歳以上16歳未満) ※釣堀で釣った魚は実費で買い取りになります ◆利用制限等 ・中学生未満の方は、保護者同伴、または引率者がなければ入園することができません。 ・釣り糸は1人につき2本までです。 ・夜釣りの場合は、高校生未満の方は保護者同伴、または引率者がなければすることができません。 ※釣堀は設置期間が限定され、釣った魚の単価は毎年度変動しますので、正確な情報を網羅する ためには、町ホームページのつり公園へお問い合わせ下さい。 ●場所 ・・・ マップ お問い合せ 直島つり公園事務所 tel (087)892−2891 |