高岡郡 梼原町 観光スポット

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四国カルスト高原   四国カルスト・風車
梼原和紙   茶や谷の茶堂   維新の道   維新の門
歴史民俗資料館   ゆすはら座   掛橋和泉邸   宮野々関門碑
太郎川公園   千枚田   八百とどろ   森林セラピーロード




           四国カルスト高原
          幽玄の美が流れる四国の屋根

 梼原町は、町面積の91%を森林が占め、日本三大カルストのひとつ四国カルストに抱かれた自然豊かな山間の町です。
 四国カルスト高原は、標高1485mの天狗森を最高峰に東西25kmにわたって広がり、晴れた日には南に太平洋、北に瀬戸内海を望むことができます。笹原に白灰岩群がつづく夏の高原では、里から登ってきた牛たちが放牧され、のどかに草を食んでいます。冬場は、高知の地に珍しく一面雪に覆われます。

◇樹齢数百年の木
 町内には、樹齢数百年の木々が立ち並ぶ国有林が存在し、そこ
から湧き出た清流は、カルスト高原から清流合流し、梼原川へと集まり、町内を蛇行していきます。その豊かな水量は、地域の様々な文化を育み、やがてその姿を四万十川へと変えていくのです。

◇鮎・川辺
 毎年夏場になると、鮎を求めて太公望たちが集い、昼は鮎を追い、夜は鮎談義に花を咲かせています。子供たちにとっても、梼原川は大切な遊び場となり、夏休の間中、歓声が川辺から消えることはありません。
                             ●場所 ・・・ マップ



       四国カルスト・風車

 標高1,300mの四国カルストに設置された風車はデンマーク製。経済産業省、新エネルギー・産業技術開発機構、高知工科大学などの協力のもと建設されました。風力発電は、風の力を利用して風車を回し、電気を作り出す環境へ大変やさしいエネルギーの一つです。
 梼原町の風車は、風速3mから発電をはじめ、最大で1時間に600kwの電気をつくることができます。風車の内部は、コンピュータが設置されており、風車が一番良い状況で風邪を受けることができるよう風車の向きや、羽根の角度を自動で管理しています。

                           ●場所 ・・・ マップ



       梼原和紙 (土佐和紙/紙漉体験)

 紙漉きと山の文化の体験民宿「かみやこ」では、多くの人々に和紙の良さを知ってもらえるよう体験の受け入れを行っています。土佐の匠ロギールさんの手ほどきの元、本格的な土佐和紙を漉くことができます。

◆要予約 : 個人=利用日の3日くらいまでに予約
        団体=約1ヶ月前までに予約
◆所要時間 : 約2時間(説明から終了まで)
◆料金 : 1人 7,000円 5人以上 2,000円 4人 2,400円
       3人 3,000円 2人 4,000円
  ※2人から5人以上の料金表示は1人分の料金です
  ※宿泊の方、15名以上の場合割引あり
◆体験終了後の作品は乾燥時間がかかるため、後日郵送(送料約250円別途必要)、若しくは直接受け
  取りにて後日お渡しになります。

お問合せ先 : 紙漉体験館 かみこや tel (0889)68-0355     ●場所 ・・・ マップ



             茶や谷の茶堂

 梼原町の集落のあちこちには「茶堂」と呼ばれる小さなカヤぶきの小屋が残されています。正面と左右の両面には戸も壁もなく吹き抜けになっており、内部がすべて見える開放的な空間になっています。そのルーツは藩政時代にさかのぼり、開祖・津野氏の霊を慰さめるために、領内の各所に建立されたもので、堂内には石像、木像が祀られ、身近な信仰の場としての役割を果たしていました。後には、この地を訪れる旅人を茶菓でもてなすようになり、信仰の場から交流の場へとその役割は移っていきました。

 茶堂では昭和30年代まで、夏間、町民たちが持ち回りでお茶番を担当し、そこを通る人なら旅行者であろうと誰彼なしにお茶の接待をしていました。このように茶堂は、文化交流の窓口、情報交換の場として、梼原町民にとっては重要な役割を果たしていました。時代は21世紀。「遠くより訪ねくる物は厚遇すべし」という客人信仰は今もなお脈々と受け継がれ、梼原独自の人情の細やかさにあらわれています。山里深い地にありながら、たくさんの旅行者、観光客が訪れるのも、茶堂の接待でつちかわれた「梼原流もてなし術」のあらわれなのかもしれません。
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               維新の道
        坂本龍馬が、勤王の志士たちが
               維新を夢見て駆けた道のり

 嘉永6年(1853)のペリー来航は日本の鎖国体制に穴をあけただけではなく、藩政体制崩壊の契機となります。この大きな時代のうねりは、梼原にも多大な影響を及ぼしました。坂本龍馬をはじめ、土佐勤王党、天誅組、忠勇隊に参画した梼原出身の志士、吉村虎太郎、那須信吾、那須俊平、掛橋和泉、中平龍之介、前田繁馬たちは、維新を夢見て決越し、大いなる使命感に燃えながら野越、神根越、化粧板、そして国境の九十九曲峠、韮ヶ峠への道を幾度となく往来したといわれます。志士たちの多くは、志半ばにして不遇な最期を遂げてしまいましたが、彼らの生きざまは、私たち現代人の心をとらえてやみません。「維新の道」は、まさに日本の未来を切り拓く希望の道だったのです。昭和61年、この道は「日本の道100選」に選定されました。

←写真=六志士の墓


《韮ヶ峠》
 坂本龍馬が脱藩した時、案内した那須信吾とこの峠で別れます。韮ヶ峠から和ヶ峠を越える宿場までの街道は、文化庁選定の「日本の道100選」の一つとなっています。

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             維 新 の 門

 梼原町にゆかりのある六志士に、坂本龍馬、沢村惣之蒸を併せた八人の銅像が建立されている。幕末の風雲急を告げる文久2年(1862)春、坂本龍馬は、勤王郷梼原から那須俊平・信吾父子の案内で盟友澤村惣之丞とともに、回天の偉業を夢見て脱藩した。この地からも吉村虎太郎、前田繁馬、中平龍之助が国境を越え維新の動乱の渦中に身を投じた。また、これらの志士を身を賭して支える掛橋和泉があった。それから年を経ること6年、明治維新は成り、近代国家が誕生するが、そのとき既に八人の志士は壮絶な死を遂げていた。いま山中に残る脱藩の道を行くとき、新しい時代の到来を信じ、大きな夢を抱いて峻険を掛け抜けた男たちの決意が偲ばれる。ここに志士の足跡が残る地を選び、八志士の群像を建て「維新の門」と名づけ、その功績と英姿を永遠に伝える。近代日本の黎明は、この梼原の地より輝いた。その郷土を誇りとする青年たちの情熱と維新の里の発展を希求する町内外の多くの有志の熱い想いが、この群像を建立した。

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            歴史民俗資料館

 昭和52年に建設された変五角形の本館と、明治24年に建てられた旧役場庁舎を移転した別館より構成された建物です。梼原の歴史を語る民具館として使用され、民俗資料約10,000点が展示保存されています。

■開館時間 : AM8:30 〜 PM5:00
■休館日 : 年中無休 (12月から2月は役場窓口で申し込み)
■入館料 : 大人 200円 中学生以下 100円

お問合せ : 梼原町教育委員会 tel (0889)65-1350                ●場所 ・・・ マップ



              ゆすはら座

 高知県唯一の木造芝居小屋で、町の保護有形文化財に指定されています。昭和23年に建てられ、平成7年に修復・移転しました。大正ロマン漂う和洋折衷の建物で、桟敷席や花道も設けられています。

お問合せ : 梼原町教育委員会 tel (0889)65-1350

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        掛橋和泉邸 (吉村虎太郎庄屋跡)

 吉村寅太郎をはじめとする庄屋跡地に、梼原町の志士掛橋和泉邸宅を移築している。内部には姫隠しの間がある。

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             宮野々関門碑

 この場所は、寛永6年(1629)に始まり、明治初期まで片岡氏が世襲で番役を勤めていました。往時は、県境の九十九曲峠経由で、土予の交通の要所でした。

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               太郎川公園

交流と学習の広場
 梼原の魅力を凝縮した自然体験施設・太郎川公園は、梼原町役場より須崎方面に2km、国道197号線沿いにあり、年間を通して多くの人たちが訪れます。緑あふれる景色の中に設置された「きつつき学習館」を中心に、フィールドアスレチックや花見広場・キャンプ場・野鳥の森といった魅力あふれる野外施設がもりだくさんです。懐かしい昔の田舎が体験できる茶堂や草葺き民家、水車小屋などの歴史的建造物まであり、都会の生活では決して味わうことのできない時間が、ゆったりと流れています。
 公園内には「雲の上ホテル」「雲の上レストラン」「雲の上温泉」「雲の上のプール」「ライダーズイン雲の上」などの宿泊・飲食・娯楽施設も整い、県内外を問わず、たくさんの観光客で賑っています。

フィールドアスレチックコース 茶 堂



森林生態学習館


きつつき学習館
■開園時間 : AM9:00 〜 PM5:00
■休館日 : 年末年始/1月〜2月


草葺の里


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                 千 枚 田

 梼原町の標高は220〜1455mとかなりの高低差があり、平地が少ないことから山間の傾斜を利用した農耕作が発達しました。その中でも神在居にある棚田は、数多くの田んぼを有することから「神在居の千枚田」と呼ばれ親しまれています。梼原町を訪れた作家・故司馬遼太郎氏は、天に向かって幾重にも重なる千枚田の絵模様を見て「農業が築きあげた日本のピラミッド。万里の長城にも匹敵する」と驚きの声をあげられました。梼原の千枚田は山里の知恵が創りあげた「暮らしの芸術」だといえます。平成4年から「千枚田オーナー制度」を開始、「四万十川」の名前にちなみ、100u4万10円で田んぼのオーナーになれるという都市農山村交流のモデルも生み出しました。また、平成7年には全国初の「全国棚田千枚田サミット」を開催するなど、一見、逆境にみえる条件をプラス条件に転化する、これこそが「梼原方式」とも呼べる町づくりの原点なのです。

◇千枚田オーナー制度について
 毎年1月〜2月中旬にかけてオーナーを募集します。棚田1区画(約100u)を四万十川にちなんで、年間4万10円で貸与しています。地元農家の指導や管理を受けながら収穫が楽しめる他、宿泊施設が割安で利用できたり、旬の野菜が直送されるなど特典もあります。平成18年からは四万川区でも合ガモ農法による田んぼオーナー制度が始まりました。
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              八百とどろ

 梼原川の中平から松原の間の川は、川床岩盤で、両岸は切り立ち、急流が長く続いていて、八百とどろと呼ばれています。かつては鮎の好漁場として有名でした。トサシモツケの群生地で、5月には可憐な花が満開となります。

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           森林セラピーロード

 森林浴の効果は昔から言われていましたが、森林の持つ「癒し」の効果の科学的解明や活用が近年行われており、今では森林セラピーと呼ばれ親しまれています。延長3km近いこのロードは、先人から受け継がれている水路と並行に進み、森林の緑を映した流れがゆっくりと動く様を満喫できます。またここは、久保谷景勝地と言われる渓谷を形成し、その荒々しい崖としぶきに川の流れの雄大さを感じることができます。休日平日を問わず訪れる方も多い所です

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