吾川郡 仁淀川町の祭り |
椿山の太鼓踊りは 氏仏堂で、安徳幼帝の子守歌として、 また平家の武将や公達(キンダチ)の 霊を慰める祭りとして、毎年古式通りに 奉納され、数多くの伝説とともに、椿山集落の人々に受け継がれてきたものです |
一、宮祓 神前舞殿を祓い清める一人舞で、神楽の基本となる。 |
二、悪魔払 唱文と剣にて悪を祓い、四海安穏を祈る。面付一人舞。 |
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三、和卓の舞 膳の舞ともいい二個の会席膳を持って妙技を発揮する一人舞。 |
四、神迎の舞 四方の神を迎える舞、唱文を加えた二人舞。 |
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五、二天の舞 剣をもち意気相合する、美しい二人舞。 |
六、手草の舞 手草をかざし五穀豊穣を祈る二人舞。 |
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七、児勤の舞 まんごぢいとも言われ児勤大王の面付一人舞、太鼓の合間に密唱する。 |
八、天磐土開舞 神迎の二人舞、唱文をとなえ天照大神を迎える。天照大神現れ麗しい足どりで舞う楽之に合しみやびやかな一人舞。 |
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九、四天の舞 美しい錦衣に鳥かぶと刀を持して舞う四人舞。 |
十、薙刀の舞 長刀を持して勇壮に舞う一人舞。荘厳のきわみである。 |
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十一、山主の舞 面付二刀を振りかざし舞う特色のある麗舞。 |
十二、将軍の舞 甲冑を着け弓を持って舞う一人舞。弓の舞ともいう。 |
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十三、王神立の儀 太郎王神より五郎王神にいたる五人五色の旗をもちてかけあい闘争と和解千秋楽を表す神儀である。 |
一、清、祓塩水の儀 大祓詞 神楽祝詞 初祈り 天神地祗九万九千九百九十九社の神々の御降臨を願うための一切成就の祓いを行う。 |
二、弊の舞 神々に神餅を供し奉る神供舞。 |
三、順の舞 鬼面を掛け、荒毛を冠し、太刀を帯び、村中安全、氏子延命息災を祈る悪魔消喪の舞。 |
四、悪魔払の舞 鬼面を掛け、荒毛を冠し、太刀を帯び、村中安全、氏子延命息災を祈る悪魔消喪の舞。 |
五、神迎 四方の御神を迎える二人舞。 |
六、猿田彦の舞 天下太平、国土安泰を祈願する舞。 |
七、二天の舞 黒皮銅の甲、太刀、扇、開帛、烏帽子の二人舞。 |
八、将軍弓の舞 弓加持の舞であり、猿田彦と同じく悪魔退散の舞。 |
九、舞出しの舞 岩屋戸よりお出ましの天照大神を迎えての歓喜の舞。 |
十、手草の舞 天地清浄の舞。 |
十一、和卓の舞 白衣、袴に肩抜き広たすき日鉢巻のりりしい姿での軽妙な舞。 |
十二、長刀の舞 白衣、袴に肩抜き広たすき日鉢巻のりりしい姿での軽妙な舞。 |
十三、山主の舞 面を掛け、荒毛を冠す悪魔払の舞。 |
十四、四天の舞 四天の舞、鬼神舞、神鬼問答、七宝渡しと一連のドラマ形式の舞。 |
十五、鬼神の舞 肇国精神を表した舞。 |
十六、太鼓鎮 所謂舞納の千秋楽で神楽成就の感謝の祈り。 |