四万十市の祭り


       金刀比羅祭/五ッ鹿踊り
            4月第1日曜日

 金刀比羅の祭りに奉納される伝統の踊りで子どもたちに代々受け継がれています。金刀比羅宮がある西ヶ方は、幡多十景に数えられる景勝地です。


土佐一條公家行列/藤まつり
5月3日

    

    

    

 京都の葵祭の公家行列に倣って行われるもので、
室町時代の衣装を身にまとった総数延べ200名参加者が、市内を練り歩く。
それぞれ役職に応じた色とりどりの衣装は、時代絵巻きさながら。



            大文字の送り火
               旧7月16日

 500年余りの伝統を誇る雅やかな行事。旧暦7月16日盆の夜、十代地山(間崎)が赤く燃え上がり、幻想的な風景を見ることができます。


                         岩間舟遊参
                         7月第4日曜日
 岩間天満宮の夏祭りでは、舟に神輿を乗せ、四万十川を渡り、対岸の茅生(かよう)集落の川原で神事を行う。2艘の川舟に載せられた神輿が、岩間沈下橋をくぐって下り、対岸の川原にゆく。



                 しまんと市民祭
           (踊り・提灯台パレード)
                   8月第1土曜日

 小京都中村に夏の訪れを告げるイベントで、市民有志で構成する「しまんと市民祭実行委員会」を中心になかむら踊りパレード・提灯台パレードなど市民参加のできるお祭り。特に、明かりを灯して市街地を練り歩く提灯台の勇壮なパフォーマンスは、参加団体ごとに趣向を凝らしており一見の価値あり。



          権谷の水まつり(念仏踊り)
                 8月15日

 西土佐地域の川辺の周辺では、精霊送り・精霊舟などの祖霊信仰が集中しており、特に権谷の水まつりが有名である。念仏太鼓や鐘をならしながら、お米やお菓子をお供えし、松明を川の中央で燃やしながら川で身を清める。
※亡くなった人がいない場合には行わない。


              しまんと納涼花火大会
                 8月最終土曜日

 赤鉄橋下の四万十川河川敷にて開催される納涼花火大会。郷土芸能大会、ストリートパフォーマンス、鮎つかみどり、クジ付き協賛券抽選会などイベント盛りだくさん。最後は色とりどりの花火が川面に移り、四万十の夜を美しく照らす。



            橘御輿の舟渡り
              10月29日

 橘地区八坂神社へと四万十川を挟んで対岸の白岩神社より運ばれた御神体が、祭りの当日、神輿とともに船に乗り、白岩神社へと帰っていきます。


                       半家天満宮秋祭り
                           11月2日
 宇和島など南予から北幡地域、西土佐半家などに伝わった。牛鬼祭り自体は明治時代あたりから行われたものではないかとされており、その当時は、お祭り時期になると、川原へ降りて石を並べて、道を作り、上流に向けて牛鬼や神輿を担いでいた。 昭和35年に半家沈下橋ができてからは、半家天満宮から沈下橋を渡り牛鬼、神輿などを渡すようになった。牛鬼は魔よけ的な役割を果たし、牛鬼を先頭にして道を清め払い、次に神輿を渡すという形がとられている。 その後、牛鬼、神輿は半家天満宮に戻り、そこで花取り踊りや五ッ鹿踊りなどが行われる。伊予の牛鬼や五ッ鹿など文化の交流が見られる。