韓国ホームステイを体験して

                                        伊藤 菜月(13歳)

 七月二十九日から八月四日までの一週間、私は、韓国にホームステイに行きました。韓国へ行くのも、飛行機に乗るのも、何もかもが初めてで、とても不安でした。でも、ホームステイ先の家族の人たちや関係者の人たちは、私たちを温かく迎えてくれたので、とてもうれしかったです。帰るときには、ほとんどの人が涙を流していて、私もとても悲しかったです。でも、この一週間はとても勉強になったし、良い思い出になりました。
 私が韓国に言って最初におどろいたことは、ビルやマンションの多さです。私たちが行ったのは、釜山で、韓国で二番目に大きな都市でした。ほとんどの建物が、十階以上で、本当にすごかったです。道路もすごく混雑していて、追い越しばかりで危険でした。
 私がホームステイに行ったのは、釜山ではなく、慶南の家出した。そこは、山などもたくさんあって、景色がとてもきれいでした。一軒目の家は、結構都会の方でした。みんなと家が離れていたので、朝は早く起きなければならず、少しつかれました。その家には、女の子がいて、いろいろと質問をするけれど、英語なので少ししかわかりませんでした。でも、家族の人たちとの自由行動のときは、一緒に写真をとったり川で遊んだりして、楽しかったです。おとなしい子だったけれど、いろいろと話をしてくれたのは、とてもうれしかったです。
 二件目の家も慶南でした。山の中の家で、夜はとてもすずしかったです。家のほとんどが窓で、外から中が見えます。初めの夕飯は、その家の女の子が作ってくれたカレーでした。赤飯の上にカレーをかけて食べました。とてもおいしかったです。それぞれの言葉を教えあって、たくさん覚えました。毎日とても楽しかったです。
 団体行動のときは、お寺や博物館に行って、とても勉強になりました。お寺に行って一番印象に残っていることは、お寺の広さと、一つ一つの建物に画かれている絵の細かさでした。緑や赤などで画いてある絵は、すべてが同じようにとても細かく画かれてあるのには、とても感動しました。古墳博物館では、日本のものも置かれていて、日本と韓国は昔から交流があったことを知りました。韓国の歴史や文化を知れて、とてもよかったです。科学博物館では、実際にいろいろなゲームをしたり、映像を見たりして、エネルギーなどについて学びました。焼き物を作っているところに行って、実際に作ってみました。最初はきれいにできても、だんだん変な形になってしまいました。早く焼きあがったものを見たいです。他にも、放送局に行ったり、副市長に会ったりして、いろいろな経験ができました。どこに行ったのも、忘れられない思い出になりました。
 送別会は、焼肉屋でしました。それぞれの国の歌を歌ったりして、とても楽しかったです。だけど、最後には、私も泣いてしまいました。短い間だったけど、みんなが優しくしてくれたのは、とてもうれしかったです。空港でも、たくさんの人たちが見送りに来てくれて、とても感動しました。この一週間は、友達もできたし、とても楽しい一週間でした。これからも、友達でいられたらいいなと思いました。また機会があれば、韓国へ行ってみたいと思います。
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