第 103 号
中岡慎太郎館訪問
 中岡慎太郎会館は私自身何度か訪問していますが、今回塾生二名が初めてで是非、慎太郎会館に行きたいとの希望が有り訪問しましたが、私自身も、もう一度、幕末の時代の中に生き、情報も少ない中で時代を命をかけて動かした原点を見つけたいと思っていたのと、四国政経塾設立時に私自身が立てた柱(行動,知識,文章)を忘れかけているのではないかと感じはじめて居たところでしたので、自分の気持ちをもう一度奮い立たせるにはいい機会だと思い訪問致しました。

        

 慎太郎の凄さは人の話を素直に聞き自分の中で自分の信念(考え)と葛藤しながら一つの答えを出すそして未来を見据える先見力、例えば、時の幕府が長州を弾圧にかけた時、西郷隆盛と長州弾圧の話の中で薩長連合が可能で有るし、此れを成し遂げなければ、時代は変らないと西郷隆盛との話中で見つけ其れを実現さすために、全国を駆け巡り、説得にあたった、行動力と信念(自分の考え)の強さ、此れが後に坂本龍馬と二人で成し遂げる薩長連合事の原点で有る。
 現代の我々は如何であろうか、先ず人の話を聞く姿勢が自分に得か損か、将来、話相手が自分に役立つか役立たないか、自己中心型の人があまりにも多いのではないでしょうか?

 政経塾の地域から日本を変えるこの運動を大きく広げる為には、もっと行動をし,知識を身につけて、此れからどんな時代に成っていくのかを見据えて、日々活動するかがいかに大事か、今の時代情報は有り余るほど流れている中でどれが本物か見据える洞察力も同時に身に付けていかなければ、我々も時代においていかれるかと思うと此れからの四国政経塾の勉強のあり方からもう一度塾生一同で原点に帰り話し合いを持ち、行動して行く大切さを教えられた一日でした。
平成18年10月14日
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