第 124 号
高梁市探索
 岡山の森氏より以前から岡山県高梁市の活性化の為に何か提案はないかと、求められていた事も有り、以前、森氏の案内で高梁市を探索しましたが、今回は観光客として予備知識を持たず高梁市に向いました。

 高梁市に到着し、何処に行こうかと思い、先ず駅に行けば観光案内があるだろと思い、駅に向かい、駅内のパンフレットをかき集め、駅を出ると、すぐ隣りに観光案内所を見つけ、案内所で高梁市の観光スポットを聞くと、吹屋ふるさと村と武家屋敷と松山城を奨めて頂き、吹屋ふるさと村に向いました、道中案内板の不親切さを感じつつ何とかたどり着きましたが(此れは以前森氏が案内してくれた事が有ったからたどり着けたと思います)、本当に何も知らず駅で聞いただけではたどり着くのは少し難しいと思われる。

 吹屋ふるさと村は昔の生活感が感じられ懐かしい時間を過ごすことが出来るが、二回目の私には初回の感動が無く何故だろうと思いつつ吹屋ふるさと村を後にし、高梁市市内まで戻りましたが、帰りも案内板が少なく何度か道に迷いました、本当に良い観光スポットが有るのにもったいない事です。

          

 高梁市市内の観光資源は確かに沢山有りましたが、何処も夕方の5時には閉まり、殆んど見れないまま、帰らなければならなかった。

 塾に帰り吹屋ふるさと村での感動が無かったのは何故かを宿題にしていましたが、何となく、ヒントは、我が愛媛の卯町に有るように思い以前卯町を訪れた事を思い出しますと、町並みは吹屋ふるさと村と同じ様な町並みですが、吹屋ふるさと村の方が歴史を感じるのに、私はもう行きたいとは思いません、卯町はもう一度行きたいと思うのは、其処に住んでいる人ではないでしょうか、吹屋ふるさと村は事務的にチケットを売り、勝手に見て帰って下さいという感じで、卯町は何処のお店、一般住宅(見学出来る家)でもオバサン達がお茶を出してくれ昔話と昔の知恵を教えて下さいました、昔の町並みの中、其処に住む人がもう一度来てくださいとゆう気持ちが表れている事と、何となくなつかしい思いがする中で地元の生の話が聞け此れからの自分の人生にも役立つ事もあり、年寄りから教わる事が出来るからもう一度行きたいと思うのではないでしょうか(タイムスリップした感じ)

        

 私は高梁市には昔、山田方谷とゆう人物が居て幼き頃から神童と言われ、イロイロな所で学問をし、備中松山藩の財政を立て直し、豊かな藩財政を作った、当時幕府も認めた学者が居て、其の方谷先生の方谷生誕200年を記念して「雲中の飛龍・方谷先生の思いをかたちに」のシンポジュームに行ったが最初の高梁市訪問であったが、今回、高梁市を観光で廻った限りでは山田方谷の姿は何処にも見られなかった、萩に観光へ行けば吉田松陰・高杉新作、高知に観光へ行けば、坂本龍馬・中岡慎太郎・板垣退助等がその町の観光資源に成っていて町を歩けば其の人達が見えてくるが、残念ながら高梁市を探索する中で方谷先生が見えてこなかって、次回訪問時は資料館等を廻り、方谷先生を町中で訪ねてみたいと思います。
平成19年5月26日
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