第 23 号 |
吉田松陰に学ぶ |
松陰の功績は誰もが、歴史を変える種を蒔いた事は認めている事である。 其の時代、今の日本では駄目だ、日本を変えなければ、誰が初めて、倒幕の言葉を口にしたのか、何でもそうだが、誰かが言い始めが有り、其処から事が生している。 松陰自身数多くの人と会い、色々な影響を受け、松下村塾において、約2年間門下生と共に勉強をしたが、勉強方法が、松陰自身が一方的に教えるのではなく、塾生の意見を尊重し、其れについて共に意見し、話し合い知識を高めていった、そんな姿勢に塾生達は次第に、松陰の魅力に引かれていったのではないだろうか。 松陰死後、門下生が意思を引き継ぎ、命を掛けて倒幕運動を続けて行ったのも松陰の魅力が門下生の行動の引き金に成ったのでは?松陰も凄いが、意思を引き継ぎ何の見返りも無く、惟、日本を変えるのには倒幕しかない、この事に命を掛けた門下生も松陰以上に凄いと思う! 後継者作り、此れが今日本において問われている事ではないだろうか! 今の時代、良い事、素晴らしい事を沢山の団体が言っているが、数多くの団体は、リーダが居なくなれば、その団体が無くなって閉まっている、団体そのものにお金が付きまとっていると、次のリーダを決めるのに多少の揉め事が必ず起こっている、寂しい事である。 四国政経塾も松下幸之助の意思を引き継ぎ、「地域から日本を変える」を目標に頑張っているが、塾の中で松陰のような人物が育ち、他人に影響を与える人材が生まれて来る事を願い塾生一同、新たなる気持ちと目標を持って萩の町をあとにしました。 |
平成15年8月10日 |
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