第 265 号 |
四国政経塾20周年記念式参加感想文 |
20期 孫 鳳 基 ( ソン・ボンギ ) |
飛行機で1時間の距離である松山の金浦と仁川を経て、10時間後に到着した。 空港を出たら大和田塾頭様と桐内幹事そしてボランティア方々が歓迎してくれた。四国政経塾がある中央市に移動して夕食をした。食堂は、中央市で最も有名な刺身屋なのに、いくつかの豪華な料理とともに出るメイン料理が刺身ではなくステーキだ。最近日本の放射能放出事情を気配りした食事で初日から手厚いもてなしを受ける。 二日目の朝新居浜鉱山旅行のために塾頭さんの奥様がガイドとして来られた。ホテルロビーで挨拶を交わす時から終始明るい笑顔を大事にしていらっしゃる奥様は少女らしい純粋性と身についた綺麗さに魅力があふれる方だった。車に乗ると、娘さんと一緒に直接作ったきれいな風呂敷に水とスナック食品をたっぷり入れて下さる姿に深い真心を感じた。深まる秋の中、新居浜鉱山の景色は奥様の姿と交わってあまりにも美しかった。 午後 4時ホテルに戻って正装をして記念式に参加した。 記念式は、松下政経塾の塾頭様の講義から始まりました。講義は、今の日本では松下幸之助先生の精神が何より必要だという内容だ。講義内容の中で、経営悪化を歩いているハウステンボス社長に就任した澤田会長の‘ビジョンは人間が知るのだ.’という話が特に印象的だ。私たちの生活やビジネスは、派手な計画や言葉によっては、人に対する深い洞察から出発するとその目的を成すことができるというお話だ。 講演が終わって会場に移し四国政経塾20周年祝宴が開かれた。四国市長様をはじめ、地域議員など多くの方々が参加して、お祝いの挨拶が続いた。最高の絶頂は(社)機会の学塾劉判洙理事長様と四国政経塾大和田塾頭様の物静かだが、気品があふれる挨拶だった。過去15年以上の民族と国家を越えて地域の発展はもちろん、カンボジア希望回復運動まで一緒にしながら二人が守って来た信頼と愛情は、言葉にできない感動に近付いていた。まるで地球を支えるアトラスの二人の巨人のように感じられた。 最終日の朝を食べて広島から来た有名講師の講義があるといって四国政経塾に行った。久しぶりに立ち寄った政経塾は、きれいに整備されていた。しかし、講義を聞きに来た人たちが見えなかった。分かってみれば韓国で参加した私たち7人だけのための講義であった。有名講師に、遠く広島からお連れするには費用も少なくなかったでしょう、ただ私たちだけの講義なんて企画からは感動だった。脊髄麻痺が原因で足を使えない上村珠美さんの講義は、物静かだったが、終始一貫熱かった。障害を乗り越えて大会に参加して完走した話を聞く中で、何度も熱いものが中から上がってきた。今は、障害を恥じていない、むしろ義足に虎皮でおしゃれして通うという、その分の生活の中であきらめずに、私は進むべき道を行こうと言う誓いをしました。 昼食を食べて松山市に来て道後温泉や市内観光をして空港に来た。最後まで大和田塾頭様と桐内が一緒だった。来る飛行機の中の体は疲れていたが、心は充満することであふれた。 |
平成25年11月2日 |
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