第 290 号
高知・偉人館巡り
 5月21日四国政経塾の偉人館巡りに高知に向かいました。最初に行ったのは高知県立歴史民俗資料館です、此の建物は平成3年5月に開館し県内の歴史、考古、民俗の各分野で展示物が置かれて居ました。又建物は長宗我部氏が築いた岡豊城の敷地内に建てられて居て2階には長宗我部氏や岡豊城に関する資料を展示し阿波中富川合戦時の長宗我部軍本陣を再現し戦国時代の雰囲気を体験できました。
 戦国時代の雰囲気を体験した後岡豊城跡を探索し山道を登る事15分で天守閣が立って居た山の頂上に着きました、其処からは眼下に広がる当時町並みで有った思われる景色が一望に見えました。


      


 山を下り次に訪問したのが高知県立自由民権記念館です。
「自由は土佐の山間より」といわれるように、近代日本の歴史に土佐の自由民権運動は大きな役割を果たしました。 高知市は、この壮大な日本最初の民主主義運動の高まりの中で誕生しました。 高知市制100周年を記念するに当たり、自由民権運動の資料を中心に土佐の近代に関する資料を広く収集・保管・展示して、確実に次の世代へ引き継いで行くために自由民権記念館を建設し、自由民権運動と土佐の近代史を学び、その意義を現代および未来に生かすものとして自由民権の思想を継承・発展させるために設立した建物です。
 中に入ると当時の民権運動の時代の流れに沿って展示され今の衆議院がどの様に出来上がったか良く理解出来ます、一度その当時の人達の苦労を見て会館の中で体感して欲しいものです。

     

 次に桂浜の坂本龍馬記念館に移動し会館の中の展示物を見て回り其の当時の手紙から時代背景が読み取れ龍馬がどの様に生きたかおもむろに解りました、此の記念館は幾度も来ているが、浜の龍馬像の処には一度も行った事が無いので,今回初めて龍馬像と対面し龍馬の視線で太平洋を見てみました、壮大でした。
 今回の偉人館巡りは欲張り3ヶ所を回り其々の少し違う時代の偉人を見る事が出来たのは幸いでした。

 追伸
 高知県には多大な偉人が多く出ているが、坂本龍馬ほど凄い人は居ないのでは歴史上の功績も有るが其れより今なお龍馬一人の名前で多くの観光客を高知県に呼んでいる凄さ、此れも後世の人達、又今の人達が全国に坂本龍馬の名でイロイロなイベントを組んで観光資源として坂本龍馬を中心に呼び込む工夫をしているからではないでしょうか、他県に人も自分の地域の偉人、誇れる名所を全国に発信し、観光資源してみては如何でしょう、地域の活性化に繋げる工夫を考えましょうや。
平成28年5月21日
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