第 322 号 |
四国政経塾 祝25周年記念式典 |
今年6月、四国政経塾・創立25年を迎えました。本来であれば6月に記念式典を行わなければならないのですが、塾ではいろいろな行事が重なる事もあり、遅れましたが日頃お世話になっている皆様に感謝の気持ちと新たな当塾の出発を兼ね、11月3日『祝・25周年記念行事』を開催致しました。 四国政経塾が創立から25年の節目を迎えた事で、記念行事をどのようなものにしようかと、塾頭と共に考えましが、四国政経塾は松下政経塾・故松下幸之助氏の意志を引継ぎ「地域から日本を変える」を塾の柱とし勉強をしています。20周年の時には、松下政経塾の古山塾頭に講演をお願いし快く引き受けて下さいました。やはり今回も松下政経塾にお願いする事に決まり、松下政経塾 社会連携部長の日下部晃志氏に講演のお願いをしました。 25周年記念行事の第一部:午後4時から、記念講演 講師=松下政経塾 社会連携部長 日下部晃志、テーマ『今の時代だからこそ、松下幸之助の経営・人生哲学』。第二部:午後5時から25周年記念パーティーと2部に分け“ 祝25周年記念講演及び記念式典 ”を開催しました。 式典当日までには、様々な準備で忙しい日々でした。式典の案内、会場の準備はもちろんの事、記念品の準備・出席名簿・席札・パーティー座席表も全て手作りで、準備を進めている中、参議院議員 井原 巧先生から、参議院議員 橋本 聖子先生が式典パーティーに参加するという連絡があり、予想外の展開に驚きました。橋本先生が式典に来て下さる事はとても光栄な事ですが、橋本先生が来て下さるという事は、式典会場には県警から警備の方々が就くという事です。その為、式典当日までに警備の方々との会場での打ち合わせや出席者の方々はどういったメンバーなのか、受付では誰が担当で会場の担当は誰なのか等といった打合せがあり、ある意味初体験でした。会場での打合せ等ではなぜか悪い事をしていないのに怖さと緊張しまくりで、当日にはどうなるのかと心配で仕方ありませんでした。何故、橋本先生が来る事になったかと塾頭に聞くと、11月3日当日は、橋本先生が高松に居られ、井原先生が政経塾の話をした際、記念式典に同席するという事になったそうです。式典の準備では、はじめは大変だと思っていましたが、そのうちに作業が段々と楽しく思えてきて忙しい日々でしたが楽しく準備も出来ました。 式典当日11月3日、記念式典の第一部が午後4時からですので、私達塾のメンバーは会場の準備の為、2時過ぎに会場に入り、講演会場の準備・式典パーティー会場の席札準備に受付の準備と、県警の方々の眼を気にしながら緊張の中、私も含め準備に関わった塾生も汗だくになりながら時間ギリギリでしたが準備を済ませました。3時半頃から出席者がパタパタと来られている中、受付では警備の方から「今回、参加者の中で出席しない方が来られる事はありますか?」とか、「講演のみの参加の方で、式典パーティーに参加される方は居られますか?」と聞かれたり、何度となく「今、何名来られていますか?」と、出席名簿は控えているのですが、さすがに聞かれた時に、今何人来ているかという人数は数えてはなく、何回か聞きに来た際、私が名簿の人数を数えている時「人数把握も、私の仕事ですから、何度もすみません」と言ってくれましたが、塾式典の参加者には『事業協力関係者の方々なので怪しい人は来ないのに心配ないよ』と思いつつも、やはり警備の厳しさに驚きました。また会場では、出席者の方々には誰が来るのかは分かっておらず、ロビーや廊下、会場の入り口、会場内に警備の方々が立っているのを横目にしながら席に座っていたと思います。今の世の中何が起こるか解らない、そのため警備も厳重なんだと思う事に…。 午後4時、第一部:日下部晃志氏による講演 テーマ「今の時代だからこそ、松下幸之助の経営・人生哲学」 大変残念に思いますが、私は、やはり受付があり会場に入る事が出来なかった為、講演を聞く事が出来ませんでしたが、第一部:講演のみの参加者は約60名の方々が来て下さいました。日下部様には講演を快くお受けして下さった事、心より感謝いたします。当日は有難う御座いました。 午後5時、第二部:四国政経塾 祝・25周年記念式典。 記念式典での来賓の方々は、国会議員の先生方では、参議院議員 橋本聖子先生をはじめ、山本順三先生(四国政経塾 顧問)、山本先生は、当初出席して下さる予定でしたが、公務の都合上出席できないという事で、奥様の舞衣子夫人が代理として出席して下さいました。中西祐介先生、井原巧先生。県議会議員の先生方は、議長 鈴木俊広県議(四国政経塾 事務局長)、宇高英治県議。そして、四国中央市 篠原実市長、西条市 玉井敏久市長。市議会議員の先生方は、四国中央市 副議長 井川剛市議(四国政経塾 副事務局長)、新居浜市 議長 加藤喜三男市議、西条市 高橋保市議(四国政経塾 塾生)。また、団体出席の方々では、事業協力企業関係者の皆様。四国政経塾・支援企業の皆様、その他、四国政経塾関係者の方々、約60名の方々に参加して頂けました。ご多忙中の中、大変多くの皆様方にご出席して頂け、皆様には厚くお礼申し上げます。 式典では、まず、開式挨拶に始まりますが、井川市議は政経塾の副事務局長でもあるので、開式の挨拶をお願いし、開式挨拶に市議会議員・副議長 井川剛市議に挨拶をして頂きました。次に来賓祝辞では、篠原市長はじめ、国会議員の先生、西条市 玉井市長からお祝いのお言葉を頂きましたが、この場で失礼かと思いますが有難う御座いました。そして、すべての方々にご祝辞を頂きたかったのですが、時間の都合上、来賓の県議会議員、市議会議員の先生方、その他団体の皆様には、会場でご紹介をもって御礼にかえさせて頂いたことをお詫び申し上げます。 次に、四国政経塾を代表し、大和田塾頭が挨拶を述べました。当日、諸事情により会場に遅れてこられる方がおられ受付を放れる事が出来ず大変残念な事に、開式挨拶から先生方のお祝いのお言葉、大和田塾頭の挨拶まで会場に入れなかった為、聞く事が出来なかったのが心残りです。 大和田塾頭の挨拶が終わり、次に乾杯ですが、新居浜市議の議長 加藤喜三男様に乾杯のご発生をお願いいたしました。乾杯では、当日いきなりお願いをしたのですが、気持ちよく引き受けて下さり有難う御座いました。 乾杯後、皆さんそれぞれに料理をとりにいったり、挨拶を交わしあったりと会場がいっきに賑やかでした。私も含め、塾生も来賓の先生方に料理をお配りしたり、皆様のお席に挨拶にいったり、記念パーティーは盛大に盛り上がりました。 時間も刻々と進み、次に塾生代表決意発表です。その決意発表は私がする事になりました。決意表明とは信念や考え方、今後の方針などを実現させるために、自分は一体どのような対策や進め方をするのか、主な内容を明示することを指して言うのですが、記念式典当日まで考えました、創立から現時点までを振り返り考えました。 自分の考えた事、決意発表をさせて頂いた言葉を忘れない為にも次のように発表させて頂いた事を残します。 決 意 表 明 先ずは、四国政経塾 25周年記念式典に、ご臨席たまわりました皆様に、深く感謝と御礼を申し上げます。 私は、四国政経塾のスタッフとして塾の管理を任されておりますが、塾生でもあります。その私が、決意表明をさせて頂く事は、非常に身の引き締まる思いです。25年経つと本当にあっという間の年月ですが、改めて、人生の中の25年と考えるとあたりまえの事ですが、とても長い年月です。この長い25年間、様々な行事、様々な活動に携わる中「もう~なんで、私がこんな事?」とか「どうしてなん、もういやと、涙する事」辞めたいと、正直そういう時もありました。ですが、そんな日々だけではありません、自分自身にとって、塾にとって「こんな事があった、嬉しかった」「ね~、聞いて、やったよ、良かった」と、そういう時もあります。落ち込み、駄目な時に諦めず、今ここに自分が居られるのも、ここにおられる皆様から教わる事、自分の周りの方々から教えられる事、そしてなにより塾で勉強し学ぶ事で今の自分がある事に感謝しなければなりません。塾では幸之助塾主の教えから沢山の事を学んでいます。幸之助塾主の意志を引き継ぎ「地域から日本を変える」を塾の柱とし、自分を変える事により、自分の周りが変わりそして地域が変わる。まず自分を変えるには人を知る事、素直な心、謙虚・感謝の心、そして行動の大切さを常に学んでいます。また、実践を通じて人材育成の場でもあります。周りの人からは解りにくい活動かもしれない、また評価もさまざまです。しかし、継続していくことで、少しずつ皆様に理解していただけるよう前進してまいります。塾の柱とする「地域から日本を変える」運動や人材育成に終わりはありません。今はあくまでも通過点に過ぎず、四国政経塾は未来永劫に継続しなければならない、幸之助塾主は94歳まで頑張られました、大変申し訳ないですが、大和田塾頭には幸之助塾主を超え、あと30年は頑張って頂きたくお願いします。その間に大和田塾頭を超える人材、後継者が出てくることを約束します。25年を振り返り自分の事を考えると、以前の私なら皆様の前に立つことなどとうてい無理でした。しかし、気がつけば、こうしてお話しできるまでになった事、私自身、塾で学ぶ事で、徐々にですが自分が変わっているのだと実感しました。この記念すべき日に自分が居ることは決して偶然ではなく、また、皆様と出会えたことも必然的に出会ったもの、この出会いの意味を十分に理解し、深く心に刻み感謝をし、今後も一層「地域から日本を変える」という壮大な目標に向かって、決意を新たに仲間とともに邁進してまいります。 以上、決意発表をさせて頂きました。 私は、表現力が乏しいので言いたい事が上手く表現できませんが、自分には政経塾で何が出来るのか…。と常に考えますが、出来るのか?ではなく、塾での学びを通し自分が変わる事で、自分の周りが変わり地域が変わる。そうする事により、塾の柱とする「地域から日本を変える」事に繋がり、未来永劫に継続していけるのだという事。その塾で学んだ事を日々活かしていこうと思います。 最後になりましたが、当塾創立25周年記念の開催に際し、当日、会場の準備等に関わった、塾生の皆さん有難う御座いました。 また、ご多忙中にも関わらずご臨席下さった皆様、誠に有難う御座いました。当日は不慣れなことで不手際な点が多々ありましたこと、心よりお詫び申し上げます。 お陰をもちまして、25周年記念を盛大に開催する事が出来ました。この上は皆様のご支援、ご協力に感謝し「地域から日本を変える」という目標に向け、歩み続けていきます。本当に有難う御座いました。 |
平成30年11月3日 |
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