第 329 号
京都 松下資料館訪問
 先日、偉人館巡りで、松下資料館を訪れました。
 私は、塾で松下幸之助さんの言葉について勉強してきました。その為、松下幸之助さんは、松下電器起業の方として認識しており、経営学で優れている方だと思っていました。
 しかし、資料館を訪れて、生い立ちから亡くなるまでの事を勉強させていただき、自分の考え方に良い刺激を受けました。
 一番印象に残ったのが、資料館に入ってすぐにある「道」という言葉でした。私は、松下幸之助さんは大きな会社の起業者なので勉学に励み、親の背中を見て立派に育った方だと思っていました。しかし、小学校を途中で退学し、それからは小さい時から仕事をして多くの経験を経て起業者となっていました。わたしは、今の自分を振り返った時に、親からもらった道を走っている事が多く、私自身の道を開けていないと思いました。
地元の学校に行き勉強し、社会人となり、親からの会社を継いで今まで過ごしてきました。今、私自身は会社の中心として、また地元地域の活性化の中心として活動していますが、沢山の人から沢山の意見を聞き、自分の中で整理する事が難しくなっていました。


 しかし、松下幸之助さんの「道」に記されているように、

「自分には自分に与えられた道がある。広い時もある、狭い時もある。上りもあれば、下りもある。思案にあまる時もあろう。しかし、心を定め希望を持って歩むならば必ず道は開けてくる。深い喜びもそこから生まれてくる」

 自分に与えられた道。それは親から受け継いだもの、そして地元地域から受け継いだものが、良いものもあれば大変なものもある、色々と考えて迷う時もある。しかし、自分の信念をしっかり持ち、前向きに物事をとらえて自分がどうするべきかを考えて歩んで行けば必ず成功する。沢山の困難や苦労を乗り越えて前向きに諦めず行っていくことで、目標への実現成功となり深い喜びや繋がりが出来るのではないかと思えました。

 私自身が今まず行う事は、目標となる夢に信念を持って必ず成功するまで諦めず活動していく事だと実感する事ができました。
平成30年11月23日
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