第 4 号 |
四国政経塾入塾にあたって |
四国政経塾の門をたたいたのは「自分の人生の何かが変わるかもしれない」という思いからでした。毎日変わらぬ仕事と上司、彼らと付き合いながら自分自身のテンションを常に前向きに保つことはタフなことである。刹那的な変化やその場しのぎの赤提灯など、長期的に見れば何の解決にもならないことは明らかだ。 自分のやりたいことは何か、そしてそれを実現する手段はいかなる方法か、これを見つけ出すことが人生だと考えた。 四国政経塾に入って身に付いたのは「度胸」である。いろいろな方法や政経塾塾頭の大和田氏に直接「自分の意見」を精いっぱいぶつける。当然反応はまちまちである。賛辞もあれば批判もある。しかし、重要なことは「行動を起こす」ということだ。 四国政経塾のような場は「受け身の態度」ではどんどん取り残される。政経塾の挨拶に名刺交換はない。年齢、肩書きを超えてコンテンツでぶつからねばならない。行動力のある人間はどんどん周りを巻き込み、ネットワークを広げ、自分を主張していくことができるのではないのだろうか。 私は、コンサルタントという職業を目指している上、自分よりも目上の人、地位の高い人に対してどんどん提言をしていかねばならないと考えられる。政経塾でのこうした経験は、私に「度胸」という大きなプレゼントをしてくれるのではなかろうか。そして、「度胸」とは自分の信念を持つことであり、なにより「実行すること」であると教えてもらった。 こうしたタフな場から生まれる友情は何にも変えがたいものがある。人生のビジョン達成の為にも今後も共に活動をさせて頂きたいと考えています。受動的な生活から脱却し、自らの手で生活を、人生を変えていこうと決意をもった方々に、私は四国政経塾を強く推薦したい。 |
平成13年8月 |
目次へ |