第 41 号

岡山高梁市訪問

 岡山の森氏と赤沢氏(岡山人間論ゼミ関係者)に岡山の異人館巡りをお願いしたところ、10時に岡山に着いて下さいとのことで、9時に塾出ました、行き先は岡山の二人にお任せでした。

 最初に連れて行ってくれたのが、「話せばわかる」で有名な犬養木堂の生家と記念館でした。記念館には犬養首相の国を思う政治、自分の人生を国に捧げた一生(77年)の資料に自分を奮い立たせる勇気をもらい、本来の目的地である、高梁市に向かいました。高梁市に着くと一軒の小料理屋に入りました、其処には高梁市文化協会の石井会長はじめ6名の方が出迎えてくれました。



 各々の自己紹介をした後、食事をしながら石井会長の高梁市の歴史話を聞きましたが特に興味が有ったのは、備中松山城を守る為、侍が山村に入り百姓をしながら、見張り、敵の襲来の伝達等、地の利を生かした話、又山田方谷http://ftown.boo.jp/takahashi/houkoku/index.htmlの備中松山藩の経済改革、構造改革等を短時間で成し遂げた幕末の陽明学者の偉大さ等、現代の我々の時代にも何か生かせる物はないかと思い話を伺いました。


 食事後、石井氏と遠藤氏のお二人が高梁市の観光案内をして下さいました。昔の土塀が残る町並み、国指定・名勝 小堀遠州作庭園(http://www1.ocn.ne.jp/~tentyu/index.htm)が有る頼久寺、備中松山城(http://www.bitchu.jp/matuyama/)等の見学でした。ある意味で特に印象と言うか,思い出なのかは別として、私の中では一生忘れないのが備中松山城ではなかろうか?試しに皆さん一度行って見てください。
(忘れない答えが解ります)


 高梁市(http://ftown.boo.jp/takahashi/index.html)で石井会長はじめ今回お会いした人達が高梁市に愛着を持ち如何に町を変え、将来の町作りを真剣に考える姿を見せていただき感動致しました、必ずや皆様の情熱、行動力が日本一の町に成る事をお祈り致します。

 この文章を読んで下さる皆さんも自分の町に愛着を持ち、官民一体で町作りを単発的でなく、息の長い町づくりにチャレンジする事を願います。
平成16年9月29日
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