2月11日松下政経塾主催の「加古川から未来を考える」フォーラムに参加させて頂きました。
第一部が始まる前に、松下政経塾 塾長 関淳氏の挨拶が有り、塾長のお話は、リーダーの資質と条件とは何かと言う事でした。
右項目7つの点のお話でした、今、我々の塾生の欠けていた物の指摘の様でしたが、私は此れにもう一つ「現状を把握し行動を起こす」を足したいと思います。 |
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1、
固い意志
2、
将来ビジョン
3、
思いやり
4、
日本の歴史を知る
5、
素直な心
6、
決断力
7、
体調管理 |
ひき続き「第一部 問題提起、基調発表」
1、
政治行政
「地域主権型国家への転換〜新しい地域と公共の経営」
前川桂恵三氏(松下政経塾 第24期生)
「地方分権による行政と公務員のこれから」
中野雅至氏(兵庫県立大学大学院 助教授)
2、
企業、市民
「官から民へ〜50兆市場のパブリックビジネス」
小口日出彦氏
(日経BP社 パブリックビジネスリポート 編集長)
「市民主権、地域主権の確立をめざして」
今瀬政司氏 (特定非営利活動法人市民活動情報センター 代表理事)
第一部は上記内容でしたが、
前川氏の発表は現在の財政状況,景気動向、はよく解り易くまとめられて理解出来たが、現状を変える為の問題意識、受益と負担の明確さを説明されたが具体的に国民が何に取り掛からなければ成らないかもう少し具体的な案が有ればより良い物に仕上がっていたのではないだろうか、道州制問題は税金、立法等さまざまな権限が委譲されるかどうか、捕助金、交付金の問題提起が無かったのが少し物足りなさを感じました、地域主権国家の行政機構はひじょうに良い発表で大変納得が出来ました。
今後もこの様なフォーラムを開催し続け、一度、質問形式の形でやれば,住民がどのように思っているか、又、その問題解決のフォーラムを重ねていく事が、地域が抱えている問題点を住民に解り易く意識作りをしてもらう事が出来るのでは?
中野氏の発表は公務員のあり方の姿は良く解るが、公務員に対する批判が多く、何か違和感を覚えました、批判する前に全国に置いて何処の市がこの様な事をし、良い成果を出している、例え話が有ればより解りやすかったのでは、特に駄目な人が窓口にいて,良い人材が奥にいる(誰が見て評価をしたのでしょうか?)疑問です。
公務員組織の今後のあり方にはなるほどゆうものが有りますが、パネラーたる者は批判めいた事を話すのでは、そこらの評論家と同じではないでしょうか。
小口氏の発表はこれから、規制改革、民間開放により50兆円の市場が開くお話しは、大学の例を出してのお話は市場競争に置ける有り方は具体的でよく理解出来るが、例えば、加古川市において、こんな事も、民間事業が入れる具体例が有れば、地元業社をもっと、話にくらいついたのでは、我々事業家は市場開放によって多くの事業が生まれてくる事は解っているが、行政がまず、市が抱えている問題の箱物(市民会館等イロイロな市が抱えて赤字を出している施設の民間委譲)我が四国中央市は市報でイロイロな施設の民間委託者を募集しています、具体例がもう少し有ればひじょうに興味の有るお話しだと思います。
今瀬氏の発表は市民主権の今後のあり方又活動内容は理解出来たが、時間が無くて話がボケて私にはボンヤリとしか解らなかった。
二部のパネルディスカッションでは前川氏から会場からの質問を各々の分野で答えて下さっていたが、あまりにも時間が無く流されて感じで有った、只、質問の中で加古川市の合併問題が少し有りました時、市長が大きい市からは小さい町には話しを出し難いとお話されたが、本気で合併を考えるなら、大きい市から下ろせねば実現が不可能ではないでしょうか、私達の市も二市一町一村が合併して四国中央市が誕生致しました、この時は、市から町,村に話を持って行き合併協議会でお互いの理解を求め実現致しました。
私の主観的意見として、批判めいた事を書かして頂きましたが、前向きに進む為に私なりに良かれと思い意見させていただいたことをお詫び申します。
今回の加古川市における地域主権フォーラムはパネラー全員の良いお話が聞けて四国政経塾の塾生にとっては良い経験になったと思います、参加した塾生全員が前川氏の探求心と行動力が今回の企画を立てられ限られた時間の中で運営,進行を考えれば全員が見習う所が多く有ったと感謝致しております。
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