機会の学塾勉強会 |
11月21日(金)〜24日(月)にかけ、韓国・機会の学塾へ勉強会のため韓国釜山市へ訪問。今回参加者は大和田塾頭はじめ8名の参加でした。 21日、政経塾を午前8時30分に出発し、洲本 ⇒ 関西空港 ⇒ 釜山経由です。釜山国際空港に着くと、機会の学塾の塾主であるYOO先生はじめ塾生が3名出迎えに来てくれていました。 その夜19時より勉強会が有り、韓国・機会の学塾の勉強会に参加。自己紹介の後すぐ大和田塾頭が講演をしました。 内容は【 人間の本質 ・ 魂 】についてでした。何時もは約2時間程の講演ですが、今回は約3時間30分程で少し長めの講演でした。何時も感心させられるのは、機会の学塾生の真剣さです、塾頭の話を熱心に聞き、メモを取り自分の物にしようと目を輝かせて話を聞いている姿(自分には此処まで真剣になれるだろうか?)頭が下がります。 今回の勉強会で、特に感心させられた出来事がありました。政経塾の教えにもある『行動・知識・文章』この『行動』です。政経塾4ヶ月前に新しく入塾した塾生の1人が、韓国出発日にアクシデントがあり、韓国に出発できませんでした。私が彼の立場なら(おそらく10人中8人)その時点で韓国に行くのを諦めていた事でしょう。ですが彼はアクシデントにもめげず、塾の教えの一つ『行動』を起しました。今回の暦は連休のため関空からのチケットは取れません、近くの旅行会社に飛込みなんとか釜山行きのチケットはないかと訪ね、松山空港 ⇒ ソウル ⇒ 釜山 ルートのチケットを取ることができ、釜山に向かっている塾頭に連絡が入りました。釜山到着が午後8時20分。彼は初めての海外旅行、そのうえソウル空港は移転し新ソウル空港に変わり国際線から国内線の乗換えが難しく、塾頭はじめ塾生皆が心配をしていました。だが彼は私たちの心配をよそに無事釜山空港に到着しました。空港への迎えは私と機会の学塾生が行き、彼を見たときホットしました。その為、今回の学塾との勉強会は遅れて教室に入ることになり、終わりに近い時間でしたが、塾の教え『 行動 』行動することにより、知識が生まれ、自分が変わる。 痛切に感じました。彼が行動を起した結果、機会の学塾の勉強会に少しの時間ですが参加することができ、学塾の勉強会の空気に触れる事で、自分に無いものを感じ取ることができたと思います。また、機会の学塾の皆さんとも出会えることもできたし、行動を起すことで自分の視野も広がり、人と出会え、出会えることで何かを得られる・・・! 日頃、大和田塾頭が口にしている、行動の大切さ、行動しなければ何も起こらないし、何もできない、行動することにより人は成長する。彼が一回り大きく成長したのを感じました。また一つ『行動』の意味の深さが広がりました。 講演の後、質問タイムが有り、政経塾塾生全員が質問に答える事に成り(何時もは塾頭だけ)各々が発表をして22時前に勉強会を終了しました。 2日目、22日には釜山鎮警察署を表敬訪問しました。捜査課長(警正)の李日雨氏が出迎えてくれました。警察署内の説明と韓国における犯罪等の話を聞き、警察署を出て、2班に分かれ、1班はお寺周り、もう1班はYOO塾主の自宅訪問(郊外に新築)、私はYOO先生の自宅訪問をした。 YOO先生の話では郊外にペンションを建てたのは、塾生の郊外学習並びに外国からのお客が来た時に使う為、自宅マンションを売りペンションを建てたそうです。私たちに考えられますか?自分の生活・理想の家に住むためのペンションを建てるのではなく、自分や家族のためだけではなく、先に塾の事・塾生の事・来客の事・廻りの事を考え、住み慣れた自宅マンションを売り郊外にペンションを建てる。自分の事よりも人のために何ができるか・役に立てることがないか、YOO先生の心の大きさに感心させられました。 建てられたペンションは寝室が5部屋有り10人ぐらいは何時も泊れ、部屋は洋風とKorea式、ベランダも大きく20人ぐらいでバーベキューも出来るとても立派な建物です。 誰でも紹介が有れば泊めるそうですから一度来て下さいとの事でした。 ペンションを訪問後、2班に分かれた塾生と合流し、機会の学塾生7名と夕食を共にしました。 ペンションHP http://shikoku-net.co.jp/s-seikei/pension/ 3日目、23日はUN墓地、資料館、竜頭山公園、国際市場を見学。夕食は今回の釜山訪問の反省会をしながら、政経塾塾生だけの食事でしたが、次回からの勉強会に参加する心構えを皆で話し合いながら楽しく食事をしました。 ただ今回心残りなのは、学塾との勉強会で通訳をしてくださった、機会の学塾卒塾生(AV7期生)の金美香さんとは、今年4・5月に韓国に訪問した時以来、メールのやり取りをしていて、今回行く時にもメールで連絡をし、会うのがとても楽しみと交わしていたのにもかかわらず、ゆっくり過ごす時間がまったく無く、話をする時間もとれず日本に帰って来てしまった事が、心残りです。 今後も、メールを通して交流をはかり、今度行った時は時間を作りゆっくり話をしたいと思います。 |
平成15年11月 |
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