韓国・機会の学塾20周年記念式典 “大和田塾頭と共に学塾20周年を” |
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11月7日(火)から2泊3日の予定で、姉妹塾
韓国 機会の学塾に行きました。 今回の訪問は学塾創立20周年の為、11月7日に行われる、20周年記念式典に参加するため訪問する事になりました。韓国へは毎年3・4回行っていたのですが、前回の学塾訪問から4年も経っており、長い間学塾に訪問していない事に気づきました。 今回の訪問は何時もの学塾の勉強会ではなく、学塾の20周年という事で、ある意味今までの訪問とは違い特別な訪問という意味でもあります。その為、政経塾の塾生も大勢で掛け付けたい気持ちがあったのですが、訪問日程が平日という事で参加できる塾生も限られてしまい、大和田塾頭、副事務局長 井川市議、塾生の吉田さんと4名で参加させて頂きました。 11月7日(火) AM 7:00塾を出発 ⇒ PM 15:30 釜山到着。久しぶりの釜山到着後、見なれた空港だったはずなのに…? この空港以前と違う? 4年経った空港はすっかり変わっていて驚きました。空港でのお迎えには劉先生、学塾のメンバーの方々が来てくださっていました。劉先生とは昨年6月に学塾の方々が来塾してから1年半ぶりの再開となります。学塾の20周年記念パーティーがPM 6:00 ~ という事なので喜びの再開の挨拶をすませ、宿泊先のホテルへと向かった。ホテル到着後1時間ほど休憩を取り会場へと向かいました。 パーティー会場は、新しく建てられた会場でした。まだ工事をしているフロアーなどありましたが、エレベーターを降りると“ 歓迎・四国政経塾 塾頭 大和田良夫 ”と、立て看板が目立ち、受付で名札を渡され式典会場へ、私達四国政経塾の席はやはり最前列のど真中でした。席に座ると後ろが気になり緊張しているのは私だけの様に感じていました。会場への到着時間が少し早かったのか会場にはまだ出席者がまばらでしたが、PM 7:00 まで食事時間という事で食事をすることに…。食事は立食形式でしたが食事をしている間に、会場席もいつの間にか埋め尽くされ来賓客の皆さんも食事を取っていました。そんな中、私たちの席に学塾のOBの方々が挨拶をしに来てくれました。懐かしい顔ぶれに「久しぶりです」とか「元気にしていましたか」などと、再開の挨拶を交わしました。食事の後、いよいよ式典です。 学塾20周年記念式典の題目は、 題 目:『大和田塾頭と共に学塾20周年を』 第1部:受賞式並びに、塾頭 励ましの言葉 第2部:修了生挨拶・祝いの音楽会 と2部に分けられ機会の学塾20周年記念式典が開催。 1部では、劉先生のお言葉からスタートしました。話の内容はもちろん韓国語、そして通訳なしでしたので内容は解りません。でも内容は20周年なので学塾の20年の歩みを話されたのだと思う…多分…。 次に大和田塾頭の学塾への励ましのお言葉です。大和田塾頭のお話は、学塾が設立する過程を話すのですが、学塾設立時のパンフレットを持参し、そのパンフレットを掲げ劉先生に「劉兄さん、これ覚えてますか?」から話しが始まりましたが、会場の方々にはもちろんパンフレットは見にくかったのですが、当時のパンフレットには劉先生、大和田塾頭の写真もあり20年前の自分の姿と、今の自分の姿を交えながら話を勧め、学塾設立から20年間の歩みを話されました。大和田塾頭の話の後、当塾の事務局長 鈴木県議が公務の為どうしても同行出来なかったので、祝電を預かっており副事務局長 井川市議に講読して頂く事になり、その際私と塾生の吉田さんも壇上へと呼ばれ、来賓の方々に紹介をして下さいました。 塾頭の話の後、来賓代表として釜山大学の先生や牧師さんのお祝いの言葉もありました。内容はもちろん韓国語なので解りません。それぞれの祝辞が終わり、次に受賞式です。 受賞式では、学塾の運営に貢献された方々に受賞されました。もちろん、学塾設立に貢献し、学塾の理事でもある大和田塾頭が贈呈されました。そして、あり得ない事に私も贈呈されました。劉先生からは、空港からホテルまでの車中で式典の内容や今回の訪問日程などの話の中で「桐内にも贈り物があります」と言ってくれていて「有難う御座います」とお礼を言っていましたが、まさかその贈り物が贈呈される記念碑だとは思っておらず、名前を呼ばれた時には何事なのかと驚きを隠せませんでした。 贈呈された記念碑は、最高 實踐賞(実践賞)でした。実践賞の内容には「貴下は20餘年間 韓日民間交流及び両塾 姉妹結緑 成長と発展に寄與ある功勞が至大でこの賞を差し上げます」と表されていました。20年振り返ってみれば記念碑に表されている通り、まず韓日 子供の国際交流に始まり、韓国留学生受け入れ、韓国TRUST現代舞踊団公演開催・日韓合同ボランティアビデオ作成・チャリティービアパーティー・カンボジア研修・韓国課外研修や日韓交流「生命と平和の歌」コンサート等、様々な活動を共に行いました。そして参加する事により学び、様々な行事に携わってきました。実際には20年ではなく17年あまりですが、様々な行事に携る事で、貴重な体験、沢山のことを学べたことに、私自身が劉先生そして学塾の方々、四国政経塾に感謝すべきで、私自身記念碑を頂くだけの功績を残しているかどうか? 四国政経塾の15周年の際にも思ったことですが、自分が政経塾と機会の学塾で歩んできた事は、振り返り自分がどうだったかという事を自分で評価するのではなく、自分の周りの人が評価してくれる事、学塾の劉先生をはじめ、学塾の方々が認めてくださったからこそ、記念碑を頂く事が出来たのだと、そう考える事にしました。実際に受け取った時、心から嬉しく、また学塾の方々に感謝致します。そして、この記念碑が無駄にならないよう、今後20年・30年と継続し前進していき、今以上に邁進していきます。今まで学塾で歩んで来られた事に、心から感謝しています、有難う御座いました。 記念碑贈呈の後、両塾の記念品の交換などがありました。記念贈呈の後、壇上に大きなケーキが運ばれてきました。この日11月7日は大和田塾頭の誕生日という事で、バースデーケーキが準備されていて、シャンパンが注がれ、火が点けられたバースデーケーキと共に会場全員でバースデーの歌を歌い、塾頭がローソクの火を吹き消すと、大きなケーキに何故か?結婚式の披露宴で行われるケーキカットのシーンもあり、会場も盛り上がり大和田塾頭にとって一生涯記念に残る00?歳 (年齢は内緒) のバースデーになった事だろうと思います。 2部では、学塾の修了生の挨拶があり、その後オカリナによる演奏や歌などが披露され式典を盛り上げてくれました。機会の学塾20周年記念式典が無事盛大に開催できた事を心からお祝い申し上げます。また、式典に参加させて頂けたことは、何よりも学塾の方々のお陰もあり、どんなに感謝を言い尽くしても足りませんが、本当に有難う御座いました。 2日目8日(水)、この日は同行していた吉田さんが韓国初めてという事もあり、午前はお寺、午後からチャガルチ市場・国際市場に行く事にしていました。お寺には3度目となる三光寺に行く予定ですが、このお寺には目的があり三光寺には、劉先生・学塾のメンバーの方々が案内してくれる事になりました。 朝9:30ホテルを出て三光寺へ。前回の訪問では4月末から5月のお祭りの時期で、お寺全体に色とりどりの提灯が飾られていましたが、今回はお寺に菊の花が敷き詰められていました。お寺の中では受験生の母親が受験祈願をしていました。日本と違うのが受験生の姿がなかった。お寺を見て回っていると時間もあっという間に昼になり、お寺を出て食事に行く事に…。 昼食は韓定食です。入口には韓国博統飲食研究院の看板があり、劉先生に聞くとこのお店は薬草を使った定食が食べられるそうで、大和田塾頭の身体を気遣ったのだと思いました。お店は、貞林韓定食、薬草ヤンニョム研究院であると同時に、薬膳料理専門店で、天然の食材を使った料理を提供、化学調味料を使わない身体にやさしい薬膳料理だそうです。お店の紹介のように、門をくぐると奥に続く通路があり、通路脇には醤油や味噌などを熟成させる、TVで見た事のある 国際市場では、以前とは全く変わりなく活気にあふれ賑わっていました。市場をそこそこ見学した後、以前から韓国を訪問していて親しくさせてもらっている一店のお土産店へと向かう事にしました。もちろんそのお店も前回訪問時から4年経っており、ここでも再開の喜びにオーナーから「久しぶりね、元気してたか?」と挨拶され、しばしの雑談と韓国のりを日本へ送ってもらう手続きをすませ、夕食のお迎えの時間まで休憩をする事にしてホテルへと帰りましたが、お店のオーナーが店にお客が居るにもかかわらず、私たちに会うのが久しぶりだしホテルが近いので送ってあげますと言ってくれて、お店のお客には「直ぐに帰ってくるので待ってなさい」と、私たちをホテルまで送ってくれました。送ってくれる車中では、何時も来た時は忙しくしているので、今度来る時はゆっくり出来る時間を設けて来なさい!釜山を案内してあげるからと言ってくれました。長年通っていて親しくなったのですが、この気づかいはとても感謝すべきです。 ホテルへ帰り少しの休憩をとりました。お迎えの時間が来たので夕食へと出掛けました。夕食の場所は海岸近くのレストランでした。夕食は焼肉で久しぶりの韓国焼肉を食べられましたがどの料理も懐かしい味に感じ、とても美味しく頂きました。このレストランは「牧場園」。韓国伝統の雰囲気と現代風の雰囲気が漂うレストランでした。ネットで調べさせて頂きましたが、この牧場園は、釜山地域で最大級の規模を誇り、広々とした海を眺めながら食事ができ、とても快適な自然景観、そして散歩道・展望台も充実していて、食事の後には散策路や展望台でくつろぐこともできます。次回の訪問時には、是非また訪れて散策と展望台からの景観を楽しみたく思います。懐かしい韓国料理を美味しく頂いた食事も終わり、ホテルへと送って頂きました。 最終日9日 (木) 帰国の為、朝8時過ぎにホテルを出発して空港へと…。毎回同じことを思い、同じ事を言ってはいますが訪問する際、劉先生をはじめ、学塾の皆様には空港への送り迎えや道中の移動、食事など大変お世話になり感謝致しております。また、今回の訪問は、学塾20周年記念式典に参加でき、そして贈呈された最高 實踐賞 (実践賞) 、この記念碑の重みの意味を深く受けとめ歩み続けます。今後、学塾の更なる発展をお祈り申し上げ、この度は本当に有難う御座いました。 最後になりましたが、私自身も運転をして解りますが、同行していた井川市議、吉田さん道中の運転ご苦労様でした。本当に感謝致しております。また、今回の訪問では、大和田塾頭には本当に感謝致しております。上記述べたとおり、私自身記念碑を頂くだけの功績を残しているかどうか? やはり今でも考えてしまうのですが、これも四国政経塾に感謝すべきですし、なにより大和田塾頭の下で多くの事を学び歩んで来られたからだと信じ、式典で頂いた記念碑が無駄にならないよう、今後も私の出来る限り、四国政経塾と機会の学塾の関係を継続し前進していき、今以上に邁進していきます。本当に心から感謝しています。有難う御座いました。 |
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平成29年11月9日 | ||
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