機会の学塾訪問
 3月17日から3泊4日で韓国訪問致しました。
 今回の訪問は、機会の学塾「第16期生卒塾」にあたり、卒塾が3月末に行われる為、学塾のYOO先生(塾主)から卒塾式参加の以来がありましたが、学塾の皆様には大変申し訳なく思いましたが、塾頭及び塾生の都合上スケジュールが取れず、日にちが早めになり、今回の日程で、卒塾のお祝いの言葉を贈る事と・今後の学塾と政経塾の交流進行の為の問題について、学塾との勉強会に参加する事となりました。

 1日目、17日早朝塾を出発し釜山へ、何時も韓国へ着くとYOO先生並びに塾生の方がお迎えに来て下さっていて感謝しております。空港からホテルに直行し、夕方から塾の皆さんと夕食を一緒にすませて、午後8時半から勉強会でした。
 大和田塾頭から卒塾生に、お祝いの言葉を述べる中で、自分の事の様に人の事を真剣に考えられる人が何人いるか?又、親に感謝している人は・・・と、もちろん塾生の答えは全員が感謝していると答えました。
 塾での活動の中で人との繋がりについても学びます、親に感謝している人、と問いかけられた時皆さんはどう答えますか、親は子供を育てるのは当然の事の様に考え親に感謝していると考える人は少ないのではないでしょうか、現在、親を殴ったりする子供などもいますが、親は子を生んだ時『この世に無事生まれて来てくれてありがとう』という気持ちじゃないでしょうか、日々の生活の中で親が自分にしてくれている事を当たり前に感じるのではなく、自分を生んでくれて有難うと感謝する心を持てた時、親を殴ったりできるでしょうか?親を大切に思い、親に感謝する心を持てた時、人に対しても自然と感謝する心を持てるのではないでしょうか・・・。自分は、両親に生んでくれてありがとう、という感謝の心、日々の生活の中で、親が自分にしてくれている事を当たり前に感じるのではなく、ありがとう、という感謝の気持ちを忘れず持ち続けたいと思います。

 18・19日の2日間は、会社経営をしている方との商談で、18日は、Komohtek会社を経営している方で、李相健氏との商談でした。商品は、肌にやさしい石鹸を主とした化粧品で、ヤシ油で作った石鹸もあり、その石鹸はアトピー性皮膚炎にいいという石鹸です。韓国はもちろんの事、現在では東京・名古屋でも販売されています。商談の内容は、東京・名古屋等で販売されていますが、この商品を拡げる為、四国で販売する事を目的とした商談でした。

 19日は、便座シートを製造販売されている、ジャン社長との商談で、最初便座シートなら日本で販売しているのにと思いながら話を聞いていました、自分の中で便座シートの形はどの国もよく似た物でしょうと思い、商品を見て日本で販売されているシートとは違い使った側からの感想で見せて頂いた時、シートの便利さが良い物で、商品を知らずして同じものでしょうと感じていた自分が恥ずかしかった。この便座シートは特許を取得している商品で、商談の内容は、現在製品が販売できる形にして1日平均9,000個で製品が追い付かず、生産ラインを改造もしくは新しく造りたいとの依頼がありました。日本に帰り便座シートを造っている会社があるので相談してみて後日連絡をし、良ければ再度訪問しラインの組み立てをする事になりました。
 午後の昼食には、去年11月に四国に訪問された塾生の方
々と、海雲台にある料理店で韓国風の刺身料理で賑わいましたが、YOO先生の次男・チャンミン氏が帰国しており、チャンミン氏は日本の劇団四季の劇団員で、劇団四季に入団するとなかなかというより全然まったく休みが取れません、そんな中たまたま私たちが訪問した日と同じ日に帰国されたそうです。そんな貴重な休みの中来てくださってとても嬉しく昼食もより美味しく頂く事ができました。昼食後、当塾生の一人が始めての釜山ともあって、チャンミン氏も同行してくれて国際市場に出かけました、何時もながら市場全体が人で活気にあふれています。そんな中、韓国人とおもわれ現地の方に話をされて驚きととまどいもありましたが、楽しい時間でした。

 今回の訪問は、何時もの勉強会だけではなく、今後の機会の学塾と政経塾との交流の為の活動資金を生み出すかという問題から、より行き来し交流を深める為にも両塾が努力し、はば広い活動並びに連携の必要性を確認できた事は今までに無い成果でした。又、最後になりましたが、第16期生・塾生の皆さん卒塾おめでとう御座いました。

 20日帰国の為、14期生のキン・ビョンス氏が空港まで送って下さり、何時もながら私達に細心の心ずかいに感謝しつつ帰国の途に着きました。
平成18年3月17日
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