機会の学塾訪問
 5月12〜14日、韓国の姉妹塾・機会の学塾との勉強会並びに卒塾生の会社訪問の為関西空港から釜山に出かけました。

 12日、何時ものように、空港まで学塾・卒塾生 禹 宗漢氏 又 学塾の理事でもある ソン スンヨンさんが出迎えていてくれました。今回の訪問は、学塾との勉強会が第一の目的・第二の目的は前回訪問した時、今後の機会の学塾と政経塾との交流の為の活動資金を生み出すかという問題から、学塾側から石鹸・便座シート等の商談があり、その商談の続きと、今回は政経塾側から匂い袋等を持って行き、それぞれの商品商談です。
 到着後ホテルへ直行、少し休憩をとり機会の学塾へ、何時もならば到着後休憩をし夕食を済ませた後勉強会に入るのですが、前回の石鹸の商談の続きです、日本の石鹸と韓国の石鹸との違いの部分で、石鹸などは何処の国でもよく似た物でしょうと思いますが、やはり生活習慣が違ってくれば石鹸といえども多少の違いがあり、今の石鹸では、日本で販売するには難しい点があることです、商談の結果、直ぐに日本側に沿う石鹸の改良をして下さるということになりました。
 商談の後、夕食を済ませ、8時過ぎから勉強会が始りました。勉強会で大和田塾頭が1時間半ほど講演をしましたが講演内容は私達塾生にも、耳に痛い講演でした。内容は、仕事をする事と働く事の違いです。仕事をするとゆうことは物事に使えるとゆうことで、働くとゆうことは、側を楽にさすとゆうことです。つまり仕事とは、自分に与えられた事のみ日々に仕事をする事、働く事は常に廻りの事を考え調和し、より上の事を目指すという事。「自分に夢がないと人に夢を与える事ができません、自分に力がないと人に力を与える事ができません、自分に幸せがないと人に幸せを与える事ができません。まず、自分を作ることです。大きな強い明るい人間にさせることです、そこから本当の人生の出発がはじまります」とゆう須永博士の言葉を使い、仕事をする事・働く事の違いについて教えてくれました。言葉の中でも自分の力とは何か、イロイロ有りますが、塾頭は人脈が人生にとって最大の力ですと答えました「人脈を作っていく為には、出会いの大切さ、又出合ってからその人との継続した付き合い、此れが出来る人に成る様、努力する事が最大の力を持てる事だ!!」と教わりました。
 私自身出来ていたのか考え起こしてみると何も努力していなかった様に思われ反省させられました。

        

 13日、卒塾生の旅行会社をしている、禹 宗漢社長とツアー計画の話し合いでした。日韓の企業ビジネスを引き出すために、四国企業人の韓国訪問企業ツーアーの計画で3泊4日の提案を受け、ツアースケジュール表を日本に持ち帰り検討をする事になりました。

 日本から持っていった匂い袋の商談。匂い袋の商談後、便座シートの工場見学でした。前回便座シートの商談があり、今回工場の見学をしたのですが、機械的に現在製品が販売できる形にして1日平均9,000個で製品が追い付かない為、機会の見直しの為、後日日本へ来日する事が決定しました。

 2日間のスケジュールを終えた後、夕食になり、機会の学塾生と此れからのお互いの塾の有り方の話し合いをしながら食事を済ませました。今回も中身の濃い訪問でしたが多くの問題点とこれからの両塾の有り方についての方向づけに一歩近づけた事が大きな成果だったと思います。

 今回の訪問は此れからの自分の人生に対して大きな宿題と答えの入り口が見えた訪問だったような気がします。

 帰りの空港で、塾頭が学塾理事 ソンさんに近い内に17期生を連れて政経塾へ訪問しなさいと約束を交わしましたが、ソンさんには、何時も滞在中又空港への送り迎えなどしていただいており、とても感謝しています。ですから、今回の交わした約束が必ず叶うよう願っています。
平成18年5月14日
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