韓国機会の学塾訪問 |
6月28日〜30日の2泊3日で4ヶ月ぶりの訪問です、今回の訪問目的は、塾生同士の勉強会、釜山市海雲台区訪問が主な目的でしたが、今、四国政経塾の皆が韓国語の勉強をしているので街にあふれている看板の文字読みも大きな楽しみで有りました。 勉強会内容は私が「人間は何の為に生まれて来たか、又、この世で行なう目的」について話をしたかったのですが、話の内容に仏教的な言葉を使った為、通訳さんが上手く機会の学塾の皆さんに伝えられなかったのが残念でした。次回訪問時にもう一度、真の人間の生き方の話をしたいと思います。 私の次に日林君が日本の若者の考え方、現状の若者の生活等の話した後、韓国の若者の考え方、又、親が子供に対したの教育の仕方などの意見交換をし、私自身子供を持つ親として反省させられる部分が多く有り、今後子供の良き理解者として、駄目な物は駄目、正しい事は誉める事の出来る自分を作って行く大切さを感じました(今の日本人は、自己中心型の人が多く子供を叱らない、誉めない人が多いのでは?) 次に石川君が、今年の2月から始めた会社で少し利益が出たので機会の学塾に寄付を致しました。元々会社設立は機会の学塾のYOO塾主の手紙からの立ち上げでした。韓国のイロイロな人の情報と人間関係の中から始まった事も有り、今回の利益還元に至りました。夜10時30分頃ホテルに帰り、勉強会の反省会を1時間ほど致しました。 二日目は釜山市海雲台区訪問です、朝9時にYOO塾主がホテルに迎えに来てくださり、一路海雲台区に向いましたが、私自身海雲台区には何度も行っていましたが、又一段と高層ビルが建ち並び、海岸地域は良く整備され観光に以前より力を入れて都市整備をされている事を感じつつ、海雲台区庁舎に着きました、応接室で5分程休憩をし、お茶を頂いていると、区長みずから、区長室に案内して下さり、私達に海雲台区の話をして下さいました、話の中で、区長は四国の松山市と姉妹提携をし、より国際的な街作をめざしているので、姉妹提携は可能かどうか一度調べて欲しいとの事でしたので、とりあえず、松山市のパンフレットを帰りしだい送るので海雲台区でも一度検討して頂く事とし、私達も海雲台区のパンフレットを頂き松山市に話をしに行く事で了解を願った。 海雲台区庁を出て2005年11月に釜山海雲台区で行なわれたAPEC「アジア太平洋経済協力」の会場の見学に行き、会場内は、さすが各国首脳が訪れるだけの建物又会場周辺の環境は素晴らしい物でした、建物内の通路には赤ジュタンが敷き詰められ、何か違う空間に来た感じでした、記念写真を取り、会場を後にして昼食事に向かい、食事をしながら、今後のお互いの塾の事を1時間程話し合い、デパートにショピング行きましたが買ったのはパソコンのキーボードだけで、後はデパート内のイロイロ品物を見て韓国の生活感を感じるに終わりました。 一度ホテルに帰り、夕食はヤン会長が招待して下さり、カルビ、ブルコギ等の韓国では欠かせない食事を頂きながら、今後のビジネスの有り方に付いて意見交換を致しましたが、中でも我々60歳以上の事業家は消費者が求めている物を作り、販売して、事業を拡大してきたが、その時代はその方法が早く儲かる一番の手でいわいるアナログの時代でした、此れからの時代はデジタルの時代に入り、何か環境に良い物、より便利な物を作り出す技術とアイデアが求められ、なおかつスピードが必要であるとのお話でした。今後の会社運営は、今の若者の感性と技術者の育成(あらゆる分野専門家)と此れからの時代何を皆が求めているか早くキャチする情報(数多くの人脈)と分析する能力が求められるのではないかとお話でした。 今回の機会の学塾訪問は、何時も感じている事でしたが言葉の壁(今まで通訳に頼り甘えてきた反省)海雲台区長との約束の松山市役所を訪問し姉妹提携の話、大きな宿題を肩に抱えつつ帰国の渡につきました。 |
平成19年6月30日 |
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