韓国・機会の学塾来塾

 6月24日から26日迄、韓国機会の学塾生が約2年ぶりの四国政経塾訪問に来られるとの事で私達が行事予定を組み準備万端でお迎え致しました。
 そもそも今回の訪問は私自身足が悪く機会の学塾から訪問要請が何度も有りましたが治りしだい行きますと言って韓国訪問を何年もしてない為、私のお見舞いの為の訪問です。

 24日松山空港にお出迎えに参り、空国のロビーで待って居ると懐かしい顔ぶれが現れました、思わずYOO理事長とハグをし、久しぶりの再会を喜び合いました、其の日は松山で泊まって頂き、ホテルで30分程休憩し歓迎の食事会をおこないお互いの塾の近況報告をしながら楽しい食事会を致しました、ホテルに帰りロビーで又イロイロな話合いを約1時間程し各自部屋に帰り自由な時間を過ごして頂きました。翌朝私はYOO理事長と部屋で二人きりでお礼と今後のお互いの塾に付いて話をし、出来れば早く足を治し此の秋には韓国訪問を約束致しました。10時から子規記念館に向かい子規の生涯を見て頂き子規会館のロビーで感想をお聞きしました、学塾の方は早速短歌を書き子規会館の人に渡しましたが、今回の審査は日本人のみと事でしたので、短歌を預かり又の一般参加の時期に政経塾から送る事にしました。(以前YOO理事長が短歌を出し入選し松山市長から入選の表彰状が届いたそうです)子規会館を後にして道後温泉を見て頂き商店街を探索し、松山を後にして四国政経塾に向かいました。

 塾に着くと学塾の皆さんが政経塾に掛けて有る機会の学塾と四国政経塾の20年間の写真を見入って居ました、彼らも改めて両塾の歴史を痛感したみたいです。皆が席に着き約2時間半今後の両塾の関係の有り方を話し合い、また、ありがとう「感謝の心」・すみません「反省の心」・おかげ様「謙虚な心」・私がします「奉仕の心」・はい「素直な心」という文章についてその言葉の意味を話した。その後、理事長並びに学塾の塾生から私にお見舞いのお言葉と品物を頂き感謝です、遠く韓国でもこんな私の病気の事を心配してくれ本当に感謝にたえませんでした、カミサハムニダです。ホテルのチェックインを済ませ夕食に出かけ、食事中の話の中で一人の塾生が誕生日だと言うので誕生ケーキと花束を準備しお渡しすると、彼女も思いがけ無い事でしたので大変喜んでくれお礼の言葉を頂きました。


 翌朝は9時半から今治タオル館を訪問し、工場見学しタオルでの美術館を見学して大変感動していました、昼食後空港に向かい無事見送りました。

 今回の機会の学塾の訪問で感じた事は、相変わらず学歴社会、儒教の精神かもしれないが目上の人の話は絶対で反論が出来ない学塾生、私は何時も目上の人を立てるのは良いですが、必ず自分と違う意見も有るのだから自分の意見を言い指摘を受ければ討論するともっと伸びるはずですが、全部「はい」です。此れで学塾の塾生が個々に個性を伸ばしていけるのかが疑問です。もしトップがいなく成れば次のトップを選ぶのが大変と思われます。学歴、肩書、年に関係なく一番素晴らしい考え方、行動力、志が有る人が今の理事長の側でサポートしてスムーズに引き継げる事を願うしだいです。


 私自身今回の来塾で自分が出来るだけ韓国、機会の学塾、他で講演をし、細々でも良いから日韓の民間交流の道を作る事が今までの韓国と交流を無駄にしない事でも有るし自分の役目と信じて行動していきたいと感じた3日間でした。

平成28年6月27日
目次へ