藍 の 館 徳島藩では藍作や藍の加工を奨励し、いよいよ阿波の北方が藍の一大生産地となっていったのですが、特に元禄期の全国的な木綿の普及はその染料として藍が求められるようになった。作付面積は寛政2年(1790)6,500町歩のものが、最盛期の明治35年(1902)には12,500町と倍加していましす。藩では藍師という加工業者や藍商たちを株仲間に組織し、全国の藍市場に進出させ、阿波の藍商たちは巨額の利益を得ましたが、これら藍商たちはしばしば藩の財政窮乏を救うことによって、三都でも峰須賀家は「融通のよろしき阿州候」といわれて信用を得ていたのです。そのような阿波藍も明治36年(1903)にドイツから大量の安価な人造藍が輸入され、しかも容易に染められたことから、太刀打ちできなくなり、その後は衰退の一途をたどりました。しかしいま天然藍のよさが見直され、正藍染めが人気を得つつあります。
文化5年(1808)建築の母屋をはじめ、3棟の寝床(藍加工場)や贅をつくした西座敷に、阿波藍商の隆盛を偲ぶことができる。東寝床の藍栽培のプロセス展示を見、藍染めに挑戦することで、あなたも藍のもつロマンに魅せられることでしょう。 ◆開館時間 : AM9:00 〜 PM5:00 ◆休館日 : 火曜日(祝祭日は開館) 年末年始 12月28日から1月4日休 ◆入館料 : 大人 300円 学生 200円 小人 150円 団体10人以上 大人 250円 学生 150円 小人 100円 ●場所 ・・・ マップ お問い合せ 〒771−1212 板野郡藍住町徳命字前須西 tel (088)692−6317 fax (088)692−6346 |
バ ラ 園 バラ園を訪れると、色とりどりのバラが咲き誇り、豊潤なバラの芳香が全園にただよっています。園内には、大輪・中輪・つるバラ・ミニバラがあり、花色も代表的な赤系・ピンク系から複色・覆色・彩り系まであり1株1株異なった魅力を持ちながめていると、あっというまに時間が過ぎています。花型で選ぶか、樹型で選ぶか、品種や色で選ぶか、おなたのお気に入りのバラを見つけて下さい。 お問い合せ 藍住町役場産業商工課 tel (0886)37-3120 ●場所 ・・・ マップ |
正法寺川公園 正法寺川公園は、キャンプ場の緑の広場を中心に、町福祉センター、保健センター、武道館、勤労者少年ホーム、勤労女性センター、町商工会などの公共施設が集中しています。正法寺川の親水公園も完成し、町民の憩いの場として、たいへん親しまれ、大小のイベントで賑わっています。 ●場所 ・・・ マップ |
親水公園 東中富を流れる旧吉野川河川敷の親水公園も憩いの場として親しまれています。この公園は正法寺川浄化事業の一つとして完成したもので、浄化用引水ポンプ施設を備え、その周辺を紫雲石を使った人工滝に仕上げたもので、小規模なイベントや家族の散策にも利用されています。 ●場所 ・・・ マップ |