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ご詠歌 |
りょうぜんの しゃかのみまえに めぐりきて
よろずのつみも きえうせにけり |
鳴門から西へ10`ほどのところに、坂東という小さな町があり、その町外れに霊山寺がある。仁王門を入ると、左に鐘楼、多宝塔、正面に本堂、右に紀州接待所、大師堂、本坊がある。天正年間の兵火と明治二十四年の災火に遇っているが、その後、建物は再建され、一番にふさわしい伽藍。
縁起によれば、聖武天皇の勅願により、天平のころ行基菩薩が開基し、弘仁六年(八一五)弘法大師が二十一日ほど留まって修法され、この間霊感を得て釈迦如来を刻み、印度(天竺)の霊山を日本(和国)にうつされる意味から竺和山霊山寺と号し、第一番の霊場としたと伝える。
遍路は巡拝にあたっての心がまえをお大師さまに約束(十善戒)する、いわゆる授戒をうけるのが本来だが、時間に余裕がなければ、本堂内右手の納経所でご住職から巡拝についての指示をうけるとよい。また、必要な遍路用具もすべて整っている。 |
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名称 竺和山 霊山寺 |
宗派 高野山真言宗 |
本尊 釈迦如来 |
住所 徳島県鳴門市大麻町板東霊山寺126 |
Tel 088−689-1111 |
駐車場 無料
普通車 100台 バス 10〜20台 |
交通
徒歩 鳴門→大谷→池谷→板東→霊山寺
3時間 12km |
宿坊 休止 |
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