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ご詠歌 |
ろくどうの のうげのじぞう だいぼさつ
みちびきたまへ このよのちのよ |
この地は「羅漢」とよばれているが、昔から「羅漢さん」の名で親しまれている寺。
境内へ入ると弘法大師お手植えのイチョウの巨木があり、左に本堂、正面が本彷、右に大師堂と淡島堂がある。
ご本尊は地蔵菩薩。胎内に弘法大師が刻まれた勝軍地蔵が納められている。
かつては三百の末寺をもつ中本寺で、高野山の管長、大覚寺、仁和寺門跡を出した名刹。
本堂裏手の石段を上ると、コの字型の羅漢堂がある。正面に釈迦如来、左に弥勒菩薩、右に弘法大師を奉安し、廻廊に等身大の五百羅漢が安置されている。
実名、実聞の二僧が生涯を通じて諸国を行脚し、それによって得た浄財で羅漢像をおさめて堂宇を建立した。大正四年の火災で堂宇を焼失し、その後再建したのが現在の御堂。
喜怒哀楽の表情をして、薄暗い堂内で身動き一つせずに立ち並ぶ五百の羅漢さんは、どこか親しみ探く、身近に感じられる。 |
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名称 無尽山 地蔵寺 |
宗派 真言宗御室派 |
本尊 勝軍地蔵菩薩 |
住所 徳島県板野郡板野町羅漢林東5 |
Tel 088−672−4111 |
駐車場 無料
普通車 50台 大型車 10台
マイクロバス 10台 |
交通
徒歩 大日寺→地蔵寺 25分 2km
車 〃 7分 |
宿坊なし |
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