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ご詠歌 |
このかみは さんごくるふの みっきょうを
まもりたまはん ちかひとぞきく |
南伊予路をたどる。山の傾斜は急で海へせり出し、海面はおだやかで大小の島が浮び美しい。宇和島から約十`ほどで三間平野に出る。寺は三間平野を見下す小高い山の上にあり、山上に諸堂が建ち並んでいる。縁起によれば、大同二年二月初午の日、弘法大師がこの地へ巡錫すると、白髪の老翁に導かれた。そこで大師はこの地が霊場であることを悟り、その尊像を刻み、堂宇を建てて安置し、稲荷山龍光寺と号し、四国霊場の総鎮守とされた。 その後人々から稲荷寺として信仰され、明治の廃仏毀釈で旧本堂は稲荷社となり、これまで稲荷の本地仏であった十一面観世音が本尊となった。
いまも参道入口に鳥居があり、正面石段を登りつめたところが稲荷社で、本堂は参道途中の左手に、大師堂は右手にある。地元の人からは「三間の稲荷さん」と親しまれ、商売繁昌や開運出世を願う人が多いという。 |
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名称 稲荷山 龍光寺 |
宗派 真言宗御室派 |
本尊 十一面観世音菩薩 |
住所 愛媛県宇和島市三間町戸雁173 |
Tel 0895−58−2186 |
駐車場
普通車 12台 終日無料
マイクロバス・大型車は山門横 |
交通 観自在寺→龍光寺
徒歩 約 10時間 35分 49.9km
車 約 1時間 25分 50.9km |
宿坊なし |
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