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ご詠歌 |
このよには ゆみやをまもる やはたなり
らいせはひとを すくふみだぶつ |
府頭山(八幡山)を目指して田圃道を歩み山麓からの急な参道を登る。正面は八幡宮、途中から右へ折れて栄福寺の境内へ入る。明治の神仏分離まで栄福寺は勝岡八幡と称し、神仏が同居していた。
縁起によれば、嵯峨大皇の勅願により弘法大師の開創。大師が瀬戸内海を巡錫し、内海の風波海難の平穏を祈って大護摩を修されていると、海上はたちまち穏やかになり、海中より阿弥陀如来を感得し、ご本尊として奉安した。本堂は八幡宮への参道を背にし、他の堂より一段高い所にある。本堂向かって右手に回廊があり、大師堂、薬師堂など諸堂がコの字型に結んでいる。
本堂回廊には昭和八年に奉納されたイザリ車と松葉杖がある。奉納者の宮本武正さんは当時十五歳で、巡拝中にこの地で歩けるようになり、感謝のあまりイザリ車を奉納したのである。 |
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名称 府頭山 栄福寺 |
宗派 高野山真言宗 |
本尊 阿弥陀如来 |
住所 愛媛県今治市玉川町八幡甲200 |
Tel 0898−55−2432 |
駐車場
境内に普通車 5〜6台
境内下に2ヶ所の民営有料駐車場
普通 10台 大型車不可 |
交通
徒歩 泰山寺→栄福寺 約 40分 2.9km
車 〃 約 10分 3.1km |
宿坊なし |
HP http://www.eifukuji.jp/ |
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