9月は韓国訪問中心の活動となる。初旬はソウルへPLA(生分解性樹脂)の製造販売をしているNPI株式会社の工場見学に向かった。今後のビジネス展開へ一歩前進した感触を得た。プラスチック業界においては、既に研究が随分進められており、環境問題に取り組む大手企業の研究開発が進められている。現状ではまだ原料単価が高いことや、消費者意識が低い等、一部商品化されてはいるが市場へはまだまだ行き渡ってはいない。これからのエネルギー面・環境面でたいへん注目を置かれているものである。中旬には韓国釜山にある機械の学塾を訪問した。17期生の卒塾に当たる訪問である。今回も卒塾生に「夢を持つこと」「志を持つこと」「行動することの大切さ」を塾頭及び我々塾生から言葉を送らせていただいた。韓国の活動を通じて、言葉の壁を痛感すると同時に、コミュニケーションの手段として語学習得の必要性を強く感じた次第である。9月の偉人館巡りは、韓国訪問やその他スケジュールの都合により止むを得ず中止とした。毎週の勉強会においては、身の回りにおける疑問点などを中心に、相互意見を交換した。勉強会への参加者が固定化されている事など、今後の運営について課題も残った。
9月30日
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