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ご詠歌 |
だいじょうの ひほうもとがも ひるがへし
てんぼうりんの えんとこそきけ |
田園の中にぽつんと建つ法輪寺。どこからも入れそうなお札所。歴史をたどってみると永禄十二年(一五六九)長曽我部元親は土佐一国を平定し、やがて四国を平定して京に上る意志をもち、まず攻めたのが阿波であった。天正三年(一五七五)に大西城が落ち、そして拠点であった勝瑞が落城したのは七年後である。この戦乱で寺々は兵火にあい、そのほとんどが焼失した。法輪寺もこの時党宇を焼失したが、そのころは山麓の法池ケ溪にあって、白蛇山法林寺と称し、広壮な寺域を有していたが、後の正保年間に山号を正覚山法輪寺に改め現在地に再建したのである。その後、安政六年に火災にあい、現存の建物は明治以降の建立といわれる。ご本尊は弘法大師が刻まれた釈迦如来涅槃像。頭を北に、顔は西に向け、右脇を下にして涅槃に入られ、周囲には悲歎にくれる大衆の姿が刻まれている。本堂には、不治の難病が全快した山口庄太郎という遍路の感謝の奉納額がある。 |
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名称 正覚山 法輪寺 |
宗派 高野山真言宗 |
本尊 釈迦如来(涅槃像) |
住所 徳島県阿波市
土成町土成字田中198-2 |
Tel 088−695−2080 |
駐車場 無料
普通車 50台 大型車 30台
マイクロバス 30台 |
交通
徒歩 熊谷寺→法輔寺 40分 2.5km
車 〃 10分 |
宿坊なし |
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