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ご詠歌 |
しげりつる つるのはやしを しるべにて
だいしぞいます ぢぞうたいしゃく |
お遍路さんから「お鶴さん」などと呼ばれる阿波の最大の難所の一つで、標高約五百bの山頂にある。険しい遍路道の道中には、南北朝時代に建立された寺までの距離を示す「丁石」が13基残る。2010年には、四国霊場を巡る遍路道では初めての国の史跡に指定された。
山門を入ると、緑に萌える苔、四季折々の花々がお参りに訪れる人々の心を和ませてくれる。杉の老樹そびえる参道をゆくと六角堂・忠霊殿、修行大師像があり、右手石段を上がると三重塔と本堂がある。本堂の前には二羽の白鶴が向かい合っている。当地を弘法大師が修業中、雌雄二羽の白鶴が交互に翼をかざして1寸8分の金色の地蔵菩薩を守護しながら杉の梢に降りてきた。大師は三尺の地蔵菩薩を刻み、金色の尊像を納めた。白鶴が舞い降りた杉は今も本堂の左手にそびえる。
寺までは遍路道のほか車道も開通しており、登り口から15分ほど。 |
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名称 霊鷲山 鶴林寺 |
宗派 高野山真言宗 |
本尊 地蔵菩薩 |
住所 徳島県勝浦郡勝浦町生名字鷲ケ尾14 |
Tel 0885−42−3020 |
駐車場 約30台
※道路維持管理費として志納金300円要、
引き替えに交通安全ステッカーを貰える) |
交通 立江寺→鶴林寺
徒歩 約 3時間15分 15.1km
車 約 55分 15.5km |
宿坊なし |
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