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ご詠歌 |
なむやくし しょびょうしつじょの
ぐわんこめて まいるわがみを たすけましませ |
時代の流れで昔風の遍路宿がなくなってゆくが、いまなを旧来の姿をとどめているのが若松屋。洗濯したてのきれいなカバーをつけた夜具を廊下に積み、遍路とみれば声をかける。若松屋は三代もつづく遍路宿で、主人の小林等さんが気持よく接待してくれる。
寺の山門を入れば、本堂、大師堂がある。 神亀元年(七二四)聖武天皇の勅命で行基菩薩が薬師如来を刻み本尊として安置し、堂塔を建立したのがはじまりという。
延暦十四年(七九五)には弘法大師がしばらく留まり、桓武天皇の勅願所として再興し、脇仏を安置して堂塔を整備し、霊水を湧かせて宝医水と名づけられた。一方、境内の池に棲んでいた赤亀が竜宮から鐘を背負ってきたと伝える鐘には延喜十一年(九一一)の年号が刻まれ、国の重要文化財になっている。納経朱印も亀。
十六ヵ所の修行の霊場を打ち終え、これから裏関所の観自荘寺へとたどることになる。 |
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本尊真言 |
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
名称 赤亀山 延光寺 |
宗派 真言宗智山派 |
本尊 薬師如来 |
住所 高知県宿毛市平田町中山390 |
Tel 0880−66−0225 |
駐車場 終日無料
普通車 第二・三駐車場 50台
マイクロバス 〃 10台
大型車 第一駐車場 5台 |
交通 金剛福寺→廷光寺
徒歩 約 11時間 40分 54.2km
車 約 1時間 50分 60.5km |
宿坊 60人 |
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