4月24日(日)に上島町弓削島体育館で「しまの大学」開校式が開催され出席しました。松下政経塾を経て弓削島で島民の協働による地域の自立を図ろうと、島民の島民による島民のための会社「株式会社しまの会社」を立ち上げた代表取締役の兼頭一司さんと、愛媛県を中心に消費者の声を集めて商品開発やPRサービスを展開している「株式会社ゼロコレクティブ」代表取締役白川 誉さんが共同企画をされ、日本財団の支援を受けて「しまの大学」を開校することとなりました。「しまの大学」とは、特定非営利活動法人(代表理事 村上律子さん)であり、一言で言うならば地域活性化プロジョクトです。少子高齢化・産業空洞化などで疲弊する小さな地方の地域課題を、地域内の人や資源のみで解決しようとするのではなく、他地方都心住民の意見や企業の資源等、地域内外の知恵や力を組み合わせコラボレーションすることによって解決を図る新しい地域課題解決の仕組みで、島の自然と人の資源を活かしたユニークな取り組みであり、今後の活動が多いに期待されます。
毎週水曜日の勉強会は、中国客家(ハッカ)の名言である「百聞は一見に如かず。一見は一行に如かず。」から、行動の大切さについて意見交換を行いました。中国で多くの署名人を輩出している客家の教えには、仲間や家族を大切にし、コミュニティーや経済活動にもとても重要な教えがあることを学びました。今の時代にこそ必要な考え方のヒントが随所に隠されているように思います。
4月30日 |